学校日記

卒業した三年生へ

公開日
2025/03/17
更新日
2025/03/17

校長室より

いい卒業式をありがとう。


最後まで君たちは、

気持ちに応えてくれる学年でした。


入場前にピロティで集まっている時から

君たちはサイコーに「いつもどおり」で、

学年の先生たちと笑顔で過ごし、

そこからは、

最後の一日を大切にしようとする気持ちが

伝わってきました。


予行の時にすでに

式中の所作はしっかりできていたけど、

式当日はさらに格が上がり、

座席に座る姿勢にまで

この日を思う気持ちが表れていました。


そして証書授与。

緊張していた子も多かったけど、

予行の時よりも

先生との距離を縮めてくれましたね。笑


おめでとうって伝えたとき、

先生の目をしっかり見つめてくれた

たくさんの子、

ありがとうございますって答えてくれた

たくさんの子、


ありがとう。

とってもうれしかったです。


「いつもどおり」の自分に自信をもって、

堂々と卒業証書を受け取り、

「いつもどおり」の自分たちを誇るように、

送別の歌を響かせて巣立っていった

四十七期生のみんな。

最後まで、しあわせを与えてくれて、

ほんとうにありがとう。


あなたたちが育んできた

周りの人を大切にできる心と

与えることを喜べる力と

懸命になれる命は、

かけがえのない宝物です。


その宝物は、これからも

あなたの中に残っていくでしょう。


だから、大丈夫。


たとえこの先、困難があなたを襲っても、

きっとそれはせまい世界でのできごと。

世界は広く、

生き方は無限です。

自分の心と力と命を信じるかぎり、

あなたが輝ける場所は必ずみつかります。


悲しみも苦労も絶望も、

どれもこれも

「無駄がないほどに、我らは尊い。」

のですから。


さあ、自信もっていきましょう!

3年間の学びを礎に、

これからの人生「も」、

精一杯楽しんでくださいね!