『小倉百人一首』　010

これやこの　行くも帰るも　別れては　
知るも知らぬも　逢坂（あふさか）の関
　　　　　　　　　　　　蝉丸（琵琶の名手とされる）

【口語訳】
これがあの、（京から）出て行く人も帰る人も、
知ってる人も知らない他人も、
ここで別れては（またここで出会うという）
（有名な）逢坂の関なのだなあ。

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『百人WISH』　010

これやこの　行くの帰るの　暴れては　
知るの知らぬの　大阪の駅
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都住民

【口語訳】
これやー、この感じどすー。
「もう一軒行くぞー！」とか「もう帰るー」とか言うて
酔っぱらって暴れてはるし、
終電の時間知ってはるんかわからんけど
「まだいけるって」とか言うてー。
あー出たー「知らんけど」—！
いやー、大阪駅っておもろいとこどすなー。

【鑑賞】
なにぬかしてけつかんねん、われ。
もっとシャーっとしとるわ大阪駅。
いちびっとったらパチキかますぞこら。

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えー、ご覧のように、
日に日に教育的配慮も欠如してまいりましたので、
今週をもちまして『百人WISH』の連載は
終了いたします。

長らくのご愛読ありがとうございました。

続きは、ご自身でどうぞ。笑

さ、２学期も残りあとわずか！！
生徒のみなさん、
もうひとふんばり、頑張っていきましょうね！