朝の校長講話(7/4)
- 公開日
- 2011/07/04
- 更新日
- 2011/07/04
校長室だより
みなさん、おはようございます。
今日は春の遠足の話の続きなのですが、ちょっとうれしかったお話をします。
校長先生は2年生の人たちとみさき公園へ行ってキリンさんなどの動物を見たことは、みなさんにお話しましたが、実は、お弁当やおやつを食べ終わって、芝生広場のところで、あと片付けをしはじめた時のことでした。座っていたシートをたたんだある女の子が、おやつの包み紙を落としたことに気づき、拾って自分のゴミ袋に入れました。すると、少し離れた場所にアメの包み紙が落ちていることに気づきました。その女の子は自分のゴミではありませんでしたが、その包み紙も拾って自分のゴミ袋に収めました。そして、みんながお弁当を食べたあたりをよく見て、ゴミと思われる物を次々と拾っては自分の袋に入れました。この女の子だけでなく、2年生全員がゴミを拾って、みさき公園を「来たときよりも美しく」して帰りました。次にどこかの小学校のお友だちがみさき公園に来た時きっと気持ちいいだろうなとうれしくなりましたというお話です。
ところで、みなさんは、学級で使うボールの片付けなどはどうしていますか。遊んだ後ボールを使いっぱなしにして運動場に放っておいたり、自分勝手なところに置きっぱなしにすると、次に遊ぶ人が困りますね。
学級のボールや教室の机・いす、図書室の本、給食の食器など、みんなで使う物を「公共物」と言います。公共物は、次に使う人が気持ちよく使うためにきちんと片付け、大切に扱うことが大事です。それが他の人への優しさであり「おもいやり」なのです。
ここまでの話から、みなさんはもうわかりますね。おトイレのスリッパのことです。おトイレをした後、スリッパを脱いだらどうしますか?
そうですね。次の人が気持ちよく履きやすいためにきちんと揃えましょう。それから、おトイレの横を通った時、もしスリッパが散らかっていたらどうしますか。誰も見ていなくても、自分からすすんで揃える人になってほしいです。
友だち思いの気持ちの優しい東校のみんなならきっとできます。がんばってくださいね。これで校長先生の話を終わります。