◆行事・卒業式(令和3年度)
- 公開日
- 2022/03/18
- 更新日
- 2022/03/18
校長室だより
日、一日と春を感じる季節になりました。東小学校の卒業式が挙行されるにあたり、一言お祝いを申し上げます。
今日のよき日に晴れて東小学校を巣立ち行く89名の卒業生みなさん、ご卒業おめでとうございます(礼)
本来なら、たくさんの地域の方々がみなさんのお祝いに参列していただくのですが、今年度も新型コロナウイルス感染防止のため参列を見送っていただきました。その中、貝塚市教育委員会指導主事西原様、貝塚市立東小学校PTA会長川崎様・副会長中畝様が来賓として来ていただいております。ほんとうにありがとうございます。
さて、卒業生のみなさん、今年1年間も、コロナウイルスの影響でいろいろな学習や行事などが中止になったり形が変わって実施されたりしましたが、最上級生として、また東小学校の代表として本当によく頑張ってくれました。みなさんのおかげで、今年の学校教育目標「笑顔と感謝にあふれた学校」が達成できたように思います。
次年度は、このよき伝統を5年生が引き継いでくれることだと思います。そして、さらに素敵な東小学校を構築してくれると思います。
みなさんは4月から中学校生活が始まります。勉強に、スポーツに仲間づくりに全力をつくしてがんばってください。そして中学校生活を大いにエンジョイしてください。
そこで、卒業に際して、みなさんに3つのことを話したいと思います。
「今から話をするのは、東小学校のめざす子ども像」で東の3文字で作られています。
東小のひ 『広い視野を持ち自分で考え行動できる子』
自分の考えや行動などを深くかえりみることを、心理学では「内省」と言います。実はこの「内省」は、人間にしかできないことだそうです。それは、人間が心を持っているからこそ成し遂げられるものなのです。
それでも、自分自身について深く考えることは難しく、考えるための土台を作らなければいけません。広い視野をもっていろいろな知識や技術を習得し、自らを高めていくことが、自分自身を深く考える基礎となります。しっかり学び、広い視野で自分自身を見つめてください。
東小のが 『学校や地域を誇りに思える子』
みなさんは、これまで地域と共に育ってきました。また、学校では、個人として豊かな人生を送ることができるよう、その基礎となる力を培ってきました。地域の未来を担うみなさんの成長は、地域に住む人々の希望でもあります。また、今後みなさんには、地域の当事者としての「役割と責任」が生じてきます。
そのためにも、「わたしの地域」・「わたしの学校」としての誇りを持ち、自らの生き方を見つめてほしいと思います。
東小のし 『しっかり大きな声で自分からあいさつできる子』
これは、この1年間いろいろなところでみなさんに話してきました。最後の今日も話します。
あいさつは,人と人とをつなぐとても大切なコミュニケーションスキルです。相手の目を見てしっかりとした声であいさつができる人、そういう人にみなさんにはなってほしいです。
卒業しても,どこかで出会ったとき、「おはようございます」「こんにちは」と言える中学生になって下さい。特に東小学校の前を通って登校する人は、校長先生はいつも校門で立っていますから,よろしくお願いします。
最後になりましたが、卒業生の保護者のみなさまに、ひと言ごあいさつ申し上げます。本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。この6年間、本校の教育活動に対し、ご支援・ご協力をくださり、誠にありがとうございました。そして、これからも東小学校のことをよろしくお願いいたします。
さあ、卒業生のみなさん、旅立ちの時が来ました。これからのみなさんの人生を一歩一歩しっかり歩んで行ってください。みなさんの人生に幸せが大いに満ち溢れることを期待し、卒業生への「はなむけの言葉」といたします。
令和4年3月18日
校長 川崎 雅也