学校日記

6年生を送る会 校長講話  −これからの人生を堂々と生きてください!−

公開日
2014/03/10
更新日
2014/03/10

校長室だより

 東小学校を巣立つ、105名の6年生のみなさん、卒業おめでとうございます。
 卒業する6年生のみなさんは、6月の運動会、11月の平和集会や音楽会、ミニバス、サッカーなど、いつもみんなの中心になって1年生から5年生のよきお手本として活躍しました。
 そのおかげで東小学校は、どの人も笑顔で元気にあいさつし、清掃もよくし、チャイムで行動できる素晴らしい学校になってきました。
 今日は「6年生のみなさんを送る会」です。
 みなさんの卒業に当たり、これからの人生を堂々と生きてほしいという願いを込めて、次の話を紹介します。
 ソチオリンピックでフィギュアスケートの浅田真央さんは、はじめのショートプログラムでまさかの転倒をし、3回転ジャンプも成功せずに16位になりました。みんなの期待が大きかっただけに周りの人々もそうですが、浅田さん本人が一番悔しかったことと思います。しかし、コーチをはじめみんなの励ましと、「今までの練習通り、いつものように滑ろう」という浅田さんの強い気持ちでみごとに6位に入賞できました。
 浅田さんのすごいところは、人一倍練習に励むということと、失敗した時に「なぜ、あそこでダメだったか」、「なぜあそこで転んでしまったのか」と、振り返り、同じ失敗をしないように考えながら練習しているところです。そんな一つ一つの積み重ねを5年、10年と続けることで大きく成長したのです。
 みなさんも、ぜひ「どうしたら自分の実力が伸びるのか。」と常に自分に問いかけ、工夫し、根気よく努力していってほしいと思います。それが、いつか自分の夢をかなえる力になります。
 未来という字は、「未だ来ない」と書きます。これからみなさんの人生はどんなものになるでしょう。未だ来ない未来を輝かしく、希望に満ちたものにするため、ぜひ強い意志をもち、自分の人生を切り拓いていってください。
 最後に、1年生から5年生のみなさん!3月18日に卒業する6年生のみなさんの姿を引き継ぎ、より一層素晴らしい東小学校にしていくことを誓ってください。
 それでは、東校を巣立っていく6年生のお兄さんお姉さんに感謝の気持ちを込めて、今年一番の大きな「拍手」をみんなでしたいと思います。ありがとうございました。