給食集会の校長講話
- 公開日
- 2014/01/20
- 更新日
- 2014/01/20
校長室だより
みなさん、おはようございます。
今日は、「給食集会」です。学校生活の楽しみの中でも毎日の給食は大きいです。先生もお昼の時間が近づいて来ると「今日の献立は何かな」とワクワクします。ここで、学校給食の歴史についてお話します。
学校給食が日本で初めて始まったのは、明治22年、約100年前のこと、山形県鶴岡町の私立忠愛小学校と言われています。当時はお弁当を持ってこられない子どものために、献立は、おにぎり、お味噌汁などだったそうです。
それから60年前に「学校給食法」という法律ができ、今では、給食は学校教育の中で、食べ物の配り方、食べ方やあいさつ、片付け、さらには、栄養のバランスなど、「食べる」ことについての大切な「教育」として先生が教えてくれます。
東校では、4人の給食調理員さんをはじめ、栄養教諭の高木先生を中心に栄養バランスのいい、おいしい給食をつくってくださっています。ところで、いきなり問題です!
Q1、『食べ方について、「三角食べ」という言葉がありますが、これはどういう食べ方でしょうか?』
A1、『そうです。同じものばかりを食べないで、パン⇒おかず⇒牛乳などと三角になるように食べることで、体に栄養が吸収されやすい食べ方だと言われています。』
教室から元気に「いただきます。」「ごちぞうさま。」というみなさんの声が聞こえるのがうれしいです。人間は、様々な「食材」から生き物の「命」をいただいて生きています。それらの「命」に「ありがとう」の感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさまでした」というのです。
ちなみに「食」という字は「人に良い」と書きます。食べ物は、私たちが生きていく命のもとです。体によい食べ物とされるものに「まごはやさしい」という言葉があります。
Q2、『それは、どんな食材でしょうか』
A2、『正解は、
ま → 豆
ご → ごま
は → ワカメ
や → 野菜
さ → 魚
し → しいたけ
い → イモ です。』
これらは、畑や海や森の中で生きています。その命をもらってみなさんの体が元気になるのです。