朝の全校児童集会 校長講話
- 公開日
- 2013/12/17
- 更新日
- 2013/12/17
校長室だより
みなさん、おはようございます。
寒い日が続きますが、インフルエンザなどの心配もなく、みなさんは元気ですね。笑顔で2学期を終えられることがうれしいです。今年もいよいよ残すところ2週間となりました。
ところで、月の始まりを「朔日(ついたち)」といい、月の終わりを「晦日(みそか)」と言います。そして、年の終わりの12月31日を「大晦日」といい、この一年を振り返り、新しい年を迎える準備をする日です。家の掃除をしたり部屋を片付けたりして、新年を気持ちよく迎えたいものです。
大晦日の夜は、全国各地のお寺で「除夜の鐘」がつかれ、過ぎゆく年を反省し、新しい年への夢や希望を願います。除夜というのは、この一年の嫌なことや悲しいことなどを取り除くという意味があり、お寺で鐘をつく習わしは、遠い中国の時代から始まったと言われます。(宋の時代)
仏教の教えでは、人間には108つの悩み事があり、それらを除夜の鐘で一つ一つ払い落していく意味があります。みなさんも、お寺に行って除夜の鐘を聞いたり、ついたりしたことがあると思います。新しい年にどんなことを願いますか?
それから、大晦日は、「年越しそば」を食べる風習があります。なぜそばを食べるのか、諸説色々ありますが、一般的には、そばは長くのびるので、これを食べて元気に長生きするという願いが込められているということです。寒い時は、あったかいそばを食べて体も心も温まるし、夜食としても小腹がすいている時に最適ですね。「早く、来い来い、お正月」です。
さあ、2学期もあと1週間。楽しい年末年始を迎えるためにも、体調に気をつけ、友だちと仲良くして勉強に運動に進んで取り組みましょう。