学校日記

緑と環境の話

公開日
2013/05/05
更新日
2013/05/05

校長室だより

 桜の花が散り、新緑が目にまぶしいとてもさわやかな季節になりました。
 これから気温もグングン上がって、いろいろな花が咲きます。花が終わったら、若葉がどんどん大きくなっていきます。何だかうれしくなってきますね。
 この前、2年生のみなさんがトマトの苗を鉢に植え替えていました。重たい土を力合わせて運んでいましたね。仲良しの姿を受付員の福田さんが褒めてくださいました。ところで、
 草木に花が咲いたり、葉っぱが大きくなったりするには、大切なものがあります。知っていますか? その大切なものは見えません。
 実は、きれいな花や葉っぱがつくのは、土の中に生えている根っこのおかげなのです。
 根っこは見えないけれど土の中の水や栄養を吸い上げて、花や葉っぱや茎を育てているのです。
 校庭にある草花を見てください。きれいですね。桜もみずみずしい葉桜になりました。あの桜の木の根っこはどのくらいあると思いますか?
 実は、見えている部分と同じ大きさだけ土の下に根っこがあります。これは、どんな木でも草でも同じです。
 木も草花も、これからどんどん育ちます。根っこは、水や栄養を土からすって植物を支えます。そして、私たちにすがすがしい緑を与えてくれます。

 一つ進級して立派になったみなさんも木や草花と同じように「こころ」という根っこを持っています。この「こころ」は根っこと同じように目には見えませんが、やさしさや喜びやがんばりなどといった大事なものです。
 東小学校にみなさんの「こころの根っこ」がうんと大きく広がっていけばいいなあと校長先生は思っています。
 一度「こころの根っこ」について、それぞれの学級で考えてみてくださいね。