学校日記

『校長枕草子』第一段 ー1ー

公開日
2023/09/15
更新日
2023/09/28

校長室より

清少納言『枕草子』第一段

【原文】

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、
すこしあかりて、
紫だちたる雲の、ほそくたなびきたる。

【口語訳】

春は明け方(がいい)。
だんだんと白くなってゆく山ぎわ(の空)が、
少し明るくなって、
紫がかった雲が、細くたなびいている(のは風情がある)。

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『校長枕草子』第一段

【原文】

春は、あの けもの。
やうやう広くなりゆく生えぎは、
すこしあかりて、
むかっ腹だちたる湯気の、ほそくたなびきたる。

【口語訳】

春は、あの、獣(のように野性味のある○○先生が最高だ)。
だんだんと広くなってゆく(髪の毛の)生えぎわが、
少し光を増して、
何を怒っているのか、
おでこからのぼる湯気がたなびいている(のも風情がある)。

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【鑑賞・批評】

モデルはT先生でしょうか。
それとも筆者自身を投影したものでしょうか。
年齢と共に深みの増す人物像を描いた作品になっていますが、
とりようによっては差別的な表現を含んでいますので、
良い子のみなさんはマネをしないようにしてください。

筆者は、「毒を含まないパロディはパロディではない!」
とか言って開き直っているようですが、
あなたは文学者ではなく教育者ですので反省するように。

次回は19日(火)に掲載予定です。
毒のない美しい作品を期待しましょう。