学校日記

第2回 初任・新転任教職員 夏季研修会

公開日
2014/08/12
更新日
2014/08/12

研修日記

 第2回 初任・新転任教職員 夏季研修会を8月8日(金)9:00から教育庁舎第1会議室で開催しました。この日、午前の部では、四天王寺大学 杉中康平氏を講師にお招きし「道徳の考え方・授業のつくり方」についてお話いただきました。 午後の部では、臨床心理士・スクールカウンセラー 岡田祐子氏を講師にお招きし「カウンセリング初級講座」を開催しました。2本の研修共、参加型のワークショップや模擬授業を入れていただきとてもわかりやすくお話頂きました。参加頂いた先生方の感想を一部紹介します。

◇道徳の考え方・授業のつくり方  四天王寺大学 杉中康平氏
・最後の模擬授業が一番心に残りました。10分間でしたが、確実に「友だち」という言葉に対するイメージが変化しました。「これが道徳なんだ…」と思いました。ただ、追発問をするのではなく、教師が教材をしっかりととらえ、主人公の心の変化を読み深めておくことが大切だと思いました。
・中心発問をどう見つけるかということが心に残りました。私は今まで、国語と同じような場面分けをしてきました。道徳では45分の中で、ピンポイントで注目すべきところに力を入れて授業をすることの大切さを学びました。
・1つのエピソードでも、一人ひとり感じることや思うことが違ったり、同じであったりする。違うからダメ、同じだから○、ではなく、違う意見や同じ考えや思いであるから生きるって楽しいと思ってほしいです。自分の思いを交流したり、見つめなおしたりする大切な授業の中で、私自身、子どもの心が揺さぶられるような授業をしたい!と思いました。
 
◇臨床心理士・スクールカウンセラー 岡田祐子氏
・相手の言ったことを受け止めるというのが一番、印象に残りました。共感したあとに、指導を行うということ、生徒も自分が受け入れられている実感があれば、指導に対して、素直に受け入れやすいだろうと思いました。
・グループワークでは、自分の情報を相手に伝えるワークをしました。ワークの中で、あいづちをうってもらうことで、とても話やすかったです。子どもに話す時、保護者に話すとき、地域の人、同僚に話すとき、意識していきたいです。
・まずは、思いをそのまま受け止めるということが大切だと感じました。不安な気持ちを大丈夫…と安心にかえられるような言葉がけが大切だと思いました。子どもたちが安心できるような言葉をかけていきたいです。