学校日記

7月21日 〜2〜  色水遊び

公開日
2020/07/21
更新日
2020/07/21

園長ブログ

〜園長ブログ〜
今日のテーマは 『色水遊び』。


様々な物と水を足し算すると、不思議なことが起こる
花や草、土・・・

子ども達は目に入るさまざまなもので、試している。

濃い色、薄い色・・・
それこそ、いろいろだ。
きっと、不思議さから、色水遊びは人気なのだろう。


いや、違う。
それだけでは、ない。
こんなに、いろいろな “ところ”を
楽しんでいるのか・・・。

いや〜、子どもって一人ひとり、見るところ
おもしろさを感じるところ、違うっていうけど・・・
本当にそれぞれだ。


その それぞれを紹介。


1枚目の写真。
H君。

見て〜!(自慢気だな。綺麗な水ができて満足そう!)


彼は、大きな容器から小さな容器に
ひたすら入れ替える。
何度も。
入れ替える。
こぼさなくなる。
その後の

見て〜!

だったのだ。
なるほど。

満足した後は、未就園のお友だちに
お水のお裾分け。




濃い色がでたことが嬉しく、大事に持っているKちゃん。
Kちゃんの今日は、ひたすら濃い色を出すために、
頑張っていたなぁ〜。
良かったね、“濃い濃い 緑”


シャカシャカ、ふりふり・・・。
あっ、泡・・・。
発見したM君。
その後、先週作った泥ダンゴに、色水をかけると
どうなるか・・・。
試している。
・・・・。

あれ、泥ダンゴを、戻したぞ。
何も収穫(発見)が、なかったようだ。
空振りもあるよね〜。
だから“発見”した時のおもしろさがある。


そして、なんと言っても今日一の発見が!
子どもが“色水”遊びをしている時、
水を何と呼んでいるか。

砂場で遊んでいる時の呼び名は「水」。

なのに、色水遊びゾーンでは・・・。


  『色ない水』
  
  『きれいな水』


と、呼んでいた。


ほ〜!!
そうか、なるほど。
色を作っている世界では、透明の水は『特別』なのか!

どうりで、大事に大事に、『透明の水』を集めていたNちゃん。
(最後の写真)



色水遊び
色を出す方にばかり、視点がいきがちだが
子どもの『思い』って、一人ひとり違う。
『おもしろい』って、思っているところ違うんだ。


今日の『おもしろい』を明日に繋げる。

そうすることで、子どもの発見・試す力が育まれて
いくことだろう・・。