北小学校 合同避難訓練
- 公開日
- 2024/01/17
- 更新日
- 2024/01/17
幼稚園の生活から
1月17日(水)
阪神・淡路大震災から29年が経ちました。また、今年に入り能登半島での地震が起こり、私たち職員の地震や津波に対する避難意識も、今まで以上に高まっています。
実際、年長児からは「この間地震が起きて怖かったね」「TVでも津波のことやってた」「津波が来たら高いところに逃げないと」という言葉が聞かれました。毎月、避難訓練を重ねてきていることから、園内では『何もない場所に逃げる』ということや『だんごむしポーズで頭を守る』ということ、『お・は・し・もで素早く逃げる』ということなどを理解して行動することができています。
そんな子どもたちと一緒に今日は、初めて津波を想定した北小合同避難訓練を行いました。お兄さんお姉さんがどのように避難してくるのか校庭から見せてもらい、小学生の真剣に取り組む様子に「すごい…速い」「静かに並んでいる」と、子どもたちも訓練の雰囲気を体感しながら真剣に見ていました。
その後、5年生に手をつないでもらい第1中学校まで避難しました。子どもたちにとっては長い道のりではありましたが、「大丈夫?」「頑張って、もう少しだよ」と5年生に優しく関わってもらうことで、最後まで避難することができました。
幼稚園だけでは経験することができない、今日の避難訓練。震災時には、小学校や地域の方々、みんなで協力しながら一人ひとりの大切な命を守れるよう、職員同士も連携をとりながら、素早く判断し行動する大切さを改めて意識できた合同避難訓練となりました。
今後も、しっかり積み重ねていけるように取り組んでいきたいと思います。