学校日記

☆幼稚園うんどうくらぶ☆

公開日
2023/11/28
更新日
2023/11/28

幼稚園の生活★

令和5年11月28日(火)

 今日は、強い風が吹き、園庭の木々の葉っぱがみんなで楽しく舞い踊っているような、そんな風景が見られた一日でした。

 そして今日は嬉しいことに、お昼から、大阪体育大学の小林先生と大学生のお兄さん、お姉さんが幼稚園に来てくださいました☆
 小林先生や、大学生のお兄さんお姉さんは、子どもたちに体を動かすことの楽しさをいっぱい感じさせてくださる素敵な方々です♪

 今日は、赤・青・黄色の小さな丸いマットを使って遊びます☆

 うさぎ組さんは、ホールの中にたくさんあるカラフルなマットの上を歩きました。でも、ところどころにマットとマットの間隔が開いているところがあるのです…。そこで子どもたちは考えます!ジャンプをして隣のマットに飛び移る子どもたち。自然と跳ぶ動きを楽しんでいた子どもたちでした。

 次は、ランダムに置かれていたマットを色ごとに分け、コースを作ってくれた大学生のお兄さん。グー跳び、パー跳びと、足を揃えて跳んだり、開いて跳んだり…。いろいろなジャンプができるコースを何度も挑戦していたうさぎ組の子どもたちでした☆

 
 続いては、ことり組です。

 ことり組の子どもたちも、うさぎ組さんと同様に、ランダムに広がっているマットの上をピョンピョンと跳んだ後、色を分けて、コースを跳ぶことに挑みます。うさぎ組さんの時は大学生のお兄さんがコースを並べてくれたけれど、「ことり組さんは、自分たちで好きなように並べてみよう!」という小林先生からのお言葉…♪「やった〜」と張り切ってマットを並べていることり組の子どもたち。「ここはパンダの顔になっている“パンダコース”だよ」「ここはもっと間を開けよう」と、自分たちなりに面白くなるよう、コース作りをしています。さぁ、みんなで作ったコースが完成☆ことり組オリジナルコースをピョンピョンと跳んでいく子どもたちの横で「すごい♪すごい♪」と、声をかけてくれる大学生のお兄さんお姉さん☆楽しい雰囲気を作ってくれているので、ますますやる気が膨らんでいくことり組さん。お兄さんお姉さん、応援してくれてどうもありがとう♪


 最後は、はな組の子どもたちです。
 はな組の子どもたちは、大学生のお兄さんが並べてくれたとても難しいコースにいきなり挑戦です。間隔が開いているところも、勢いづけて大ジャンプ☆さすが年長組!どんな難しいコースでもやる気いっぱいで挑戦する姿が見られました。
 
 その後は、3チームに分かれ、マット集め競争というゲーム遊びもしました。3チームとも一人ずつ順番に、ホールに散らばっているマットを一枚取ってきて、次の人にバトンを渡します。今度は次の子どもがマットを1枚取って、後ろで並んでいる友だちにバトンパス!どのチームがマットをたくさん取って帰ってこられるかというワクワクするようなゲームです。

 さぁゲームの始まりです。遠いところにあるマット、近いところにあるマット、それぞれ自分で選んで、同じチームの友だちの待つところに持って帰ってくる子どもたち。ものすごいスピードで走っています。普段からよく鬼ごっこをしているので、友だちとぶつかりそうになっても、さっとかわす様子も見られました。
 1回戦終了〜☆お兄さんと一緒に、自分たちが取ってきたマットの数を数えて他のチームに発表します。ドキドキ…ドキドキ…結果は、26枚取ってきた赤チームの勝ち〜☆
「ヤッタ〜」と飛び上がって喜んでいた赤チームさんでした。

 「もう一回するよ」という小林先生の言葉に「よし!次こそは!」と闘志を燃やす他のチーム。2回戦目は、子どもたちもどうすればたくさんマットがとれるのか考えたようで、スタートラインの近くにあるマットからどんどん取っていく子どもたちでした。
 一回経験して、次はこうした方が効率がいいな…と感じたのでしょうね。素晴らしい作戦です。ただ、考えることは皆同じだったようで、どのチームも近いところからどんどん取っていきます。白熱した2回戦目☆結果は、黄色チームが勝利しました☆
 勝っても負けても、おもいきり走って満足感いっぱいのはな組の子どもたちでした。


 本日の『幼稚園うんどうくらぶ』では、楽しさの中に「いろいろな跳び方を体験すること」「“上手・下手”という思いを子どもが感じることなく、自分で考えた跳び方をすること」「ルールのある遊びの中で、自分なりに考えて動くこと」など、大切な体験がたくさん含まれていました。

 小林先生は、「子どもたちが体を動かすことが好きになるように」…ということをいつも考えながら、子どもたちに接してくださっています。
 
 「体を動かす喜びを感じられるようにすること」「自分の力でできる喜びを味わうこと」「友だちと一緒に体を動かし、喜びや悔しさを共有する機会をもつこと」などは、運動嫌いな子をなくすポイントになると、今日の『幼稚園うんどうくらぶ』での子どもたちの様子を見て改めて感じました。

 これからも幼稚園で「体を動かすことが大好き♪」と生き生き遊ぶ子どもの姿をめざして、いろいろな遊びと出会えるようにしていきたいと思います☆

 小林先生、大学生の皆さん、今日は子どもたちに楽しい時間を本当にありがとうございました。