学校日記

☆田んぼの生き物との出会い☆

公開日
2022/06/15
更新日
2022/06/15

幼稚園の生活★

令和4年6月15日(水)

 今日は朝から曇り空…。いつ雨が降ってもおかしくないような空模様でした。

 でも、今日はどうしても午前中、雨が降ってほしくない理由が先生たちにはありました。
 なぜなら、昨日子どもたちが帰った後、畑の先生から「明日の午前中、田んぼにおたまじゃくしをとりにこない?」とお声掛けいただいたのです。
 「ぜひ行かせてください!」と昨日の夕方に即答したものの、天気予報は雨…。

 今日の朝に行くかどうか決定することにしました。

 そして今日。子どもたちが登園してきた後、嬉しいことに段々空が明るくなってきました。「よし!行ける!」となり、子どもたちに散歩に行くことを伝えることができました。
 今日の行先はもちろん、畑の先生の田んぼです☆少し距離があるので、うさぎ組さんには留守番をお願いしました。もうすぐ、うさぎ組さんも散歩に行く計画を立てているからその日を楽しみにしていてね♪
 
 ことり組とはな組の子がペアになり、しっかりと交通ルールを守りながら田んぼまで歩きます。途中にはトンネルになっているところもあり、気分はすっかり探検隊です☆

 さていよいよ、お楽しみの田んぼに到着☆早速、おたまじゃくしを探し始める子どもたち。「どこにいるのかな?」「おった〜!」「よし、つかまえた」「わぁ小さいなぁ♪」「これは何?」「それはカブトエビ」「わっ、このカタツムリみたいなのは?」「それはタニシ」など、子どもや先生、そして畑の先生の間で会話が飛び交います。みんなどんどん楽しくなってきて、夢中になって探します。普段じっくりと見ることがあまりない田んぼの中は、いろいろな生き物がいっぱい☆
 今の時代、なかなか体験できないことができ、いろいろな生き物も発見することができ、とても貴重な一日となりました。

 給食の時間も迫り、もう帰らなくてはいけない時間になったので、「つかまえたおたまじゃくしをどうするか」という内容で、子どもたちと話し合いタイムです☆みんなから「幼稚園に持って帰って飼いたい!」という意見がたくさん出ました。そこで、幼稚園まで大切に持ち帰ることになり、子どもたちもおたまじゃくしも無事到着。
 
 今日からおたまじゃくしも西幼稚園の仲間です。自分たちで見つけたおたまじゃくし☆これからみんなで大切に育て、カエルになる日を楽しみに待ちたいと思います。

 畑の先生には、大切な田んぼにお招きいただいた上に、子どもたちに危険がないようにと園から畑までの道中の付き添いまでしてくださり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。いつも子どもたちに素晴らしい体験の機会を与えてくださり、本当にありがとうございます♪

 うさぎ組の子どもたちは、ことり組さんとはな組さんに「いってらっしゃい!」と見送った後、みんなで泥んこ遊びをしました。「気持ちいい!」「先生!見て!ホットケーキできたよ!」「たこやきみたい」など、いろいろな食べ物に見立てて自分の好きな食べ物を作り、ドロドロの感触を存分に楽しんでいましたよ。

 泥んこ遊びの後は、昨日作ったカタツムリさんをもっとおしゃれにしようと、自分の好きな色の画用紙を糊で付けました。初めて使う糊だったのですが、一本の指で糊を付けて画用紙の上でグルグルグル・・・それを「カタツムリさんにどうぞ」とすると、おしゃれなカタツムリさんの完成です!「かわいくなったね!」と、大満足の子どもたちでした。

 そして今日は、嬉しいことにお昼から『ぐりぐらpettiteさん』による絵本の読み聞かせもありました。ドキドキワクワク…絵本の世界へ入り込む子どもたち。面白い絵本、言葉遊びの絵本、英語の絵本など、様々なタイプの本に出会わせてくださる『ぐりぐらpettiteさん』。毎月、読み聞かせの日を本当に楽しみにしている子どもたちです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。