学校日記

☆自然に触れて遊ぼう☆

公開日
2021/05/25
更新日
2021/05/25

幼稚園の生活★

令和3年5月25日(火)

 今日は、久しぶりの晴天!うさぎ組の子どもたちは、朝の準備を終えると元気いっぱい園庭に遊びに行きました。
 大好きなダンゴムシを探していると、ビオラの花に黒い幼虫を発見!「何?何?」と何人かの子どもが近寄って来たのですが、見た目がトゲトゲしていて「こっわ〜!触られへん」と怖がっていました。先生が「これは、ツマグロヒョウモンっていうチョウチョの幼虫だよ。触ったら柔らかいよ〜」と実際に触って見せると「触りたい!」と積極的になる子どもたち。指でツンツンとつついてみると「ほんまや!痛くない」と見た目との違いにビックリ!自分の手のひらに乗せたり、優しくつまんで発泡スチロールのカップに入れたりと興味津々です。
 先生にパソコンでツマグロヒョウモンの画像を見せてもらってから外に出ると、なんと本物のツマグロヒョウモンがビオラの近くを飛んでいました。「チョウチョきた!お母さんかな?」「チョウチョさーん!」と嬉しくなって追いかける子どもたち。
タイミングよく幼虫と成虫を一緒に見ることができたので、うさぎ組で幼虫を育てることにしました。ビオラの葉っぱや花をカップに入れてネットをかけ、みんなが見やすい机の上に置くことにしました。これから幼虫がどのように成虫になっていくのか、実際に見た時の子どもたちの感動を想像するとわくわくします。早くチョウチョになってほしいね!

ことり組の子どもたちは朝の用意を終えると「ミニトマト、枝豆、さつまいもにお水をあげてきます」と、水やりに大忙し!「先生!ミニトマトに黄色いお花さいてたよ」と、かわいいお花が咲いていることに気付いた子どもたち。早く大きくならないかなぁと、楽しみにしていましたよ。
好きな遊びの時間には「先生!だんごむし触れるようになったから一緒に探しに行こう」と子どもたちに誘われたので、一緒に行くことに・・・。「ここにだんごむしたくさんいるよ」と花壇を探しているといっぱいのだんごむしを発見!「これは、お母さんだんごむし!あっ、お父さんだんごむしもいた」「先生!赤ちゃんだんごむし触れたよ」と、だんごむしを触れたことが嬉しくて仕方がない様子の子どもたちでした。これからもいろいろな虫さんとも仲良くなろうね!
 クラスの活動では、みんなでクローバーの葉っぱで色水作りをしました。友だちがクローバーで色水を作ったところ、抹茶色になったので自分たちもやってみたくなり、早速クローバーを集めることに!
 ビニール袋にクローバーをたくさん入れてモミモミすると、少し色が変わってきました。
 それをペットボトルに入れてみると、「うわぁ!リンゴジュースできた」と大喜び!
もっとたくさんジュースを作ろうということになり、砂を入れ始める子どもたち。「コーヒーになった」「コーラができたよ」と、いろいろなジュース作りを楽しんでいました。

 今日も、かたつむりが気になるはな組さん。
 昨日、友だちとこんな話をしていました。「かたつむりって、人参を食べると、オレンジの色のうんちをするんやで!」「え〜うそ〜。みどりやろ」なんていう話をしていたので、今日は、実際に人参を食べてもらうことにしました。小さめにカットした人参を、作ったおうちの中に入れてみると「食べてる食べてる」と嬉しそう。でも、すぐにはうんちにならないので、明日のお楽しみにすることにしました。
 
 クラスの活動では、今、子どもたちが興味をもっているタイミングで、NHKの「しぜんとあそぼ(かたつむり)」の番組を視聴することにしました。かたつむりって、雨が降った後が好きだということ、また、目や鼻の役割をするツノがあること、殻の横からうんちをすることなど、知らなかったことばかりだったので、子どもたちは最後まで興味津々で視ていました。子どもたちが一番驚いたのは、『コケ』が大好物なこと。そのコケをおいしそうに食べる口の動きにも興味津々♪
 早速「先生、コケ持ってくるわ」と入れ物とスコップを持って飛び出して行く子どもたち。行った先は、桜の木!なるほど、桜の木を見てみると、確かにコケが生えていました。すごい!コケが生えていることを知っていたことに驚きました!
 部屋の中では、口の動きを見たいと、透明の容器に入れて、下から一生懸命に覗き込む子どもたち。「あった!口、あったわ!」と発見した友だちが言うと、「どこどこ?」と集まって、観察していました。
 昼食後「先生〜〜〜、見て〜〜〜」と大慌てな子どもたち。「どうしたの?」と聞くと、かたつむりの体が人参の色になってる!」と言うのです。見ると、本当に体がうっすらオレンジっぽくなっていました。子どもの観察力ってすごいですね!