教室で句会を開いていました。子どもたちは、みんなが作った俳句を、名前を伏せた状態で鑑賞し、心に印象が残った俳句や表現がとてもいいと思った俳句など、良い俳句だと思った句に一票を投じました。その結果、得票の多かった俳句は、

　年越しで　あと十分で　寝ちゃったよ

　こたつから　出たい気持ちが　でてこない

の二句で、それぞれ３人の子どもたちが投票していました。

　年越しの句を選んだ児童の理由は、

・わたしもこの前に寝てしまったのが同じだと思ったから。

・あるあるやな～と思ったから。　

などでした。

　こたつの句を選んだ児童の理由は、

・冬のわたしと全く同じ！　こたつから出たくないよね～。

・読んでおもしろいと思った。

・こたつから出てこないと、こたつから出る気持ちが出てこないで、かけているのがいいなと思った。

でした。

　句会は、言葉を選ぶ力と感じたことを伝え合う力を育て、互いの表現を認め合う学びを深めます。子どもたちは季語を大切にした想いのこもった俳句を作ったり、読み合う中で感じたことを交流したりすることができており、俳句に親しむことができていました。