学校日記

行事・児童集会3(令和2年度)

公開日
2020/09/02
更新日
2020/09/02

校長室だより

◆放送集会(令和2年9月2日)
              
 おはようございます。
 2学期も始まり、3週間目に入りました。9月になりましたが、とても暑い日が続いています。沖縄では、勢力の強い台風9号により昨日は大荒れの天気となり、九州では今日から明日にかけ暴風雨のおそれがあるそうです。
 この台風による風の強さは沖縄で65メートル、九州北部で50メートルと、猛烈な風となる見込みで、予想される雨の量も沖縄で200ミリ、九州南部で150ミリなどとなっているそうです。また、大潮の時期なので、高潮による浸水にも厳重な警戒が必要になるそうです。また、今週末には台風10号も西日本付近にくるとのことです。台風情報には注意が必要な季節になりました。

 2年前には、台風21号が泉州地区を襲い多大な被害が出ました。東小学校でも停電と断水のため、学校生活に大きな影響が出たことを覚えています。本当に自然災害というものは怖いもので、それに対する「心構え」、「避難の仕方」などをしっかり身につけておく必要がります。
 そのため、今日みなさんは「集団避難訓練」を行います。学校では、みなさんの「命」が一番大切です。そのため、それを守るための取組をしっかり行うことが重要です。今日は「訓練」ですが、しっかり先生方の説明を聞き、指示に従い、てきぱきとした行動をしてください。

 さて、9月になりました。まだまだ暑いですが、これからの時期、1年間で一番過ごしやすい季節になります。勉強にスポーツに、その他みなさんを成長させるいろいろなことができます。大いに心も、体も、頭も育んでほしいと思います。

 そこで、今日は、秋にちなんだ、2つことわざを紹介します。
1つ目:天高く馬肥ゆる秋(てんたかくうまこゆるあき)
秋の快適な気候のこと、過ごしやすい季節のことをしめしたことわざです。
秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節であることを示しています。秋の季節の素晴らしさをいう句で、多く手紙などで時節のあいさつとして用いられます。たとえば、「庭の木にも柿がたくさん実り、天高く馬肥ゆる秋となりました」などです。

2つ目:秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
秋の日は釣瓶落としとは、秋の日の急速に日が暮れるようすをいうことわざです。「釣瓶」とは、水を汲むために竿や縄の先につけて、井戸の中におろす桶のことで、その釣瓶が井戸に滑り落ちるように、秋の日は一気に暮れるということをいう意味しています。みなさんも夏とは違い、すぐに日が暮れる秋の夕方遊びに夢中になり真っ暗になってしまう事のないようくれぐれも気をつけてください。

 これからは、台風や秋の長雨などで、いろいろな災害が起こる可能性はありますが、とても楽しみな季節です。みなさんも、しっかりこの季節を味わい、大いに成長してほしいと思います。

 これで、今日の校長先生の話は終わります。