2月24日 児童集会の校長講話
- 公開日
- 2014/02/24
- 更新日
- 2014/02/24
校長室だより
みなさん、おはようございます。2月も今週で終わりです。
終わりと言えば、ロシアのソチで行われていた冬のオリンピックの閉会式が行われた。
88か国・地域から約2900人の選手が参加し、17日間にわたる熱戦が繰り広げられました。日本からも113選手が参加し、金メダル1つ、銀メダル4つ、銅メダル3つを獲得しました。
メダルの数以上に心に残る出来事がたくさんありました。フィギュアスケートの浅田真央選手の演技に感動しましたね。初めのショートプログラムで失敗して、恐らくは眠れない夜を過ごしたことでしょう。でも、浅田選手は自分に負けてはいませんでした。もうこれ以上失うものはない、メダルに関係なく自分がこれまで練習してきたすべてを演技にぶつけるという気持ちで滑って、16位から6位に入賞しました。
人間は「開き直る」と言っても、なかなか簡単にできるものではありません。もうメダルの望みが無くても自分のこれまでの力を全力で出し切るフリーの演技は、何かすがすがしさを感じました。そして、すべてのジャンプが成功したのです。
人は、追い詰められたとき、落ち込んだときこそ、自分を見つめ直し、初心に帰ることが大切かと感じました。しんどい時こそ、本当の力が表れるのですね。
この土曜と日曜日にバスケット大会やサッカーの交流し合いが行われ、東小学校の代表のみなさんが参加しました。負けたり勝ったり、それぞれの結果がありますが、何ごとも日頃の練習の力を力合わせて出すことに意味があります。寒い中でさわやかな汗と笑顔があったことと思います。
初めに言いましたが、今週で2月も終わりです。3学期の残り少ない日々を元気に過ごしましょう。