児童集会の校長講話
- 公開日
- 2013/11/25
- 更新日
- 2013/11/25
校長室だより
みなさん、おはようございます。早いもので11月も今週で終わりです。寒い日が続きますが元気ですか。風邪を引いていませんか。
ところで、11月23日の土曜日は勤労感謝の日でした。この日は、働いている人への感謝の気持ちを表す国民の祝日です。
そこで、改めて「働く」ということはどういう意味があるのかについて話したいと思います。
第一は、人は生きていくために働きます。誰もがよりよく楽しく幸せに生きていくためには、食べ物や服や住む家が必要です。こうした生きていくのに無くてはならないものを得るために人は働きます。(稼ぎ)
第二は、元気で健康な大人の人は働けますが、みなさんのような子どもやお年寄りや病気で入院している人などは働きたくても働けません。だから、健康な大人は、しっかり働いて、仕事で得たお金の中から税金を納めて、働けない人々も暮らしていけるように、社会全体で助け合って生きていくために働くのです。(勤め)
第三は、人間は食べるためや人を助けるためだけに働くのではありません。住みやすい家を建てたり、気持ちよく旅行ができるように鉄道をひいたり、おいしい料理を作ったりすることは、その人自身の「喜び」なのです。つまり、人は、働くことで「生きていることの幸せ」を感じるのです。(喜び)
以上、働くということには、第一の「稼ぎ」と第二の「勤め」と第三の「喜び」の三つがあるのです。
みなさんにもできる仕事は、たくさんあります。家のお手伝い、教室の掃除、動物や草花の世話などです。子どもの時のこうした経験は、大人になった時の仕事の土台になります。
みなさんは、将来どんな仕事をして働きたいですか。自分のやりたい仕事を見つけて、一生懸命働き、自分と家族、世の中の幸せのために活躍してほしいと思います。
さぁ、2学期も、12月24日の終業日まで、あと20日となりました。明るく元気で楽しい東小学校にするために、心も体もすっきりして、この2学期を締めくくりましょう。