学校日記

6年生を送る会 校長講話               −これからの人生を堂々と生きてください!− 

公開日
2013/03/11
更新日
2013/03/11

校長室だより

 東小学校を巣立つ、114名の6年生のみなさん、卒業おめでとうございます。
 卒業する6年生のみなさんは、6月の運動会、11月の平和集会や音楽会、ミニバス、サッカーなど、いつもみんなの中心になって1年生から5年生のよきお手本として活躍しました。
 そのおかげで東小学校は、どの人も笑顔で元気にあいさつし、清掃もよくし、チャイムで行動できる素晴らしい学校になってきました。
 今日は「6年生のみなさんを送る会」です。
 みなさんの卒業に当たり、これからの人生を堂々と生きてほしいという願いを込めて、次の話を紹介します。
 ロンドンオリンピックでサッカー日本女子代表のキャプテンを務めた、宮間あや選手を知っていますか。彼女はサッカーの能力や技術はもちろん高いのですが、それよりも、「試合のいろんな場面で疑問をもち、次はどうしたらよいか、いつも考えているところが素晴らしい。」と、チームの監督は述べています。監督に言われて練習するだけでなく、「なぜ、あそこで点数が入ったのか」、「なぜあそこでパスが通ったのか」と、いつも自分の問題として考えながら練習しているそうです。そんな一つ一つの積み重ねを5年、10年と続けることで大きく成長したのです。
 人生とは「自分探しの旅」です。自分がやりたいこと、自分に向いていることは何でしょう。「これなら好きで続けられる。つらくても頑張れる。」というものを見つけてください。これから出会ういろんな人や出来事を通して、自分が打ち込めるものを見つけてほしいと思います。そしてそれを見つけたら、「なんとしてもやり遂げるぞ。」という強い意志をもってください。また、「どうしたら力がつくのだろう。」と常に自分の問題として考え、工夫し、根気よく努力してほしいと思います。それが自分の夢の未来を拓く力になります。
 未来という字は、「未だ来ない」と書きます。これからみなさんの人生はどんなものになるでしょう。未だ来ない未来を輝かしく、希望に満ちたものにするため、ぜひ強い意志をもち、自分の人生を切り拓いていってください。
 最後に、1年生から5年生のみなさん!3月19日に卒業する6年生のみなさんのがんばりを引き継ぎ、より一層素晴らしい東小学校にしていくことを誓ってください。
 それでは、東校を巣立っていく6年生のお兄さんお姉さんに感謝の気持ちを込めて、今年一番の大きな「拍手」をみんなでしたいと思います。ありがとうございました。