校内音楽会での講評
- 公開日
- 2012/11/06
- 更新日
- 2012/11/06
校長室だより
楽しみにしていた校内音楽会!今日の発表はどうでしたか。ドキドキしましたか。
これまでみなさんは、学級・学年で歌や楽器演奏に一生懸命、練習してきましたね。教室や体育館から美しい歌声や楽器の音色が聞こえて来て、音楽会に向けて気持ちが一つになっていると感じました。どの学年も素晴らしかったです。オープニングの6年生による太鼓「響き」の演奏も迫力があってよかったですね。それでは、各学年の発表についてお話します。
1年生は、小学校で初めての音楽会でしたが、入学式から体も心もうんと大きくなったと感じる発表でした。合唱「てをつなごう」は、とっても元気よく、歌の名前のように友だちと仲良く歌いました。合奏「ハイホー」は、大太鼓、小太鼓、鈴、タンバリン、シンバルン、木琴、鉄琴、トライアングル、ギロ、ウッドブロック、ハンドベル、オルガン、ケンバンハモニカなど、13種類の楽器を使い手拍子も上手に演奏できました。
2年生は、合唱「かいじゅうのバラード」は、息継ぎのところも合わせて、体をゆすって楽しく元気に歌いました。最後の「やっ!」も決まりました。合奏「ほのおのランナー〜目ざせ!なかまづくりの金メダル〜」は、ロンドンオリンピックでもおなじみ曲。一人ひとりの楽器が一つになって、まるでランナーになって走りたくなりました。
3年生は、「音楽」という字の通り、みんなで「音を楽しんで」発表できましたね。合唱「おくりもの」は、友だちを大切にする歌です。手話も使ってやさしい気持ちを込めて歌いました。合奏「うんめいだ!!」「ブラックホール」は、初めてのリコーダーや打楽器もうまく使って、強弱をつけて演奏できました。
4年生は、東小学校を代表して金曜日に連合音楽会に出場しますね。代表にふさわしい歌と演奏でした。合唱「時の扉」は、生まれてきたことへの感謝の気持ちと命を未来につなげていく歌です。合奏「Choo Choo TRAIN」は、エグザイルの名曲。テンポよく、笛や太鼓、木琴・鉄琴やアコーディオンなどを使い、厚みのある演奏でした。ダンスを交えたパフォーマンスも素敵でした。
5年生は、高学年として堂々とした発表でした。合唱「君をのせて」は、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の主題歌。空に浮かぶ城ラピュタのイメージが広がりました。澄んだ高音とやさしい低音の重なりがきれいでした。合奏「踊る大捜査線」は、ハイテンポ・ハイスピードの迫力のある曲。題名の通り堂々とした演奏で音色も美しかったです。
6年生は、小学校最後の音楽会でしたね。最後にふさわしいものでした。合唱「この星に生まれて」という曲は、ソプラノとアルトの2部合唱で、声に強弱をつけて、喜びも悲しみも分かちあい、みんなで夢の実現をめざすという歌です。合奏「木星」は、練習を重ねるうちに気持ちが一つになってリズムが合ってきました。壮大な宇宙の感じが出ていましたね。残りの小学校生活を力いっぱい過ごしてほしいと思います。
今、みなさんは、一人ひとりの歌や演奏が重なり合って美しいハーモニーとなり、協力してやりとげたという喜びが胸一杯に広がっているのではないでしょうか。その喜びは小学校生活の素敵な思い出となって、ずっと心に残ることでしょう。
音楽会を通じて舞台と客席が一つになり、すばらしい時間を一緒に過ごせてことを喜びたいと思います。最高の音楽会でした。これで校長先生の話を終わります。