学校日記

給食試食会の校長あいさつ

公開日
2012/06/27
更新日
2012/06/27

校長室だより

 学校給食が日本で初めて始まったのは、明治22年、110年前のこと、山形県鶴岡町の忠愛小学校だそうです。当時はお弁当を持参できない子どものために、献立は、おにぎり、焼き魚、漬け物だったそうです。

 今から57年前に「学校給食法」ができ、現在では、給食は教育活動の一環として、配膳、食べ方やおはしの持ち方、あいさつ、片付け、さらに、栄養のバランスなど、総合的に「食」に関する指導をしており、本校では、栄養教諭の松尾先生を中心に食育教育の充実に取り組んでいます。
 16年前の平成8年に「O−157」事件が発生し、このことを教訓に、その後、衛生・安全面に一層気をつけ、栄養バランスのいい、おいしい給食をつくっています。
子どもたちは「いただきます。」「ごちぞうさま。」と、感謝の気持ちを忘れず、毎日たのしくいただいています。

 ところで、食べ物は、生きていく命のもとです。
 体によい食べ物とされているものに「まごはやさしい」というのがあります。それは、「豆・ごま・ワカメ・野菜・魚・しいたけ・イモ」です。これらは、畑や海や森の中で生きています。その命をもらってみんなの体が元気になるのです。「いただきます。」は、命への感謝の表れなのですね。

 本日は、PTAの皆様方にご試食いただき、学校給食に対する理解を深めていただく機会となれば幸いです。
 本日は、誠にありがとうございます。