かがやき こいのぼり集会の言葉
- 公開日
- 2012/05/11
- 更新日
- 2012/05/11
校長室だより
かがやきルームのお友だちとみんなの力が一つになって見事な鯉のぼりができ上がりました。すばらしいですね。
みんなが心を一つに協力し合うと、こんなに大きく立派な鯉のぼりができるのですね。実は、この鯉のぼりの意味ですが、中国の言い伝えによれば、鯉という魚は、きれいな川の水だけでなく、濁った池や沼でも生きられる生命力の強い魚です。このことから、鯉のぼりは、子どもが社会の環境の良し悪しにかかわらず、立派に成長し、世の中に役立つ人間になってほしいという願いを込めて飾られるようになったと言われています。古くは奈良時代から行われていたそうですが<鯉のぼり>という形で、青空を泳がせるという発想は、世界に類を見ない日本人独特の感性です。
ところで、学校の校庭には色とりどりの草花が今を盛りときれいに咲いています。よく見ると、一つとして同じ花はありません。みんな違ってみんないいのですね。そこにはどの花がきれいということではなく、それぞれに自分色を輝かせていて素敵です。それは667名の皆さんと同じで、自分の色、それを個性と言いますが、自分は他の誰でもないかけがいのない大切な存在として生きています。
みなさん、あらためて、自分の前、後ろ、横のお友だちを見てください。自分と同じ人がいるでしょうか。顔、背丈、体型や服装、そして性格など誰一人、同じ人はいませんね。そうです。みんな違うからこそ、その違いを認め合いながら、よいところを見つけて、仲良くすることが大切なんですね。
今日は、かがやきのお友だちと鯉のぼり集会をしました。一つ一つのうろこに塗られた色がみなさん一人ひとりです。これからも、みんなで仲良くして楽しい学校にしていきましょう。
平成24年5月11日