「卒業文集最後の二行」(3年生道徳)
- 公開日
- 2024/05/07
- 更新日
- 2024/05/07
3年生
火曜日の1時間目は、全学年、道徳の授業で始まります。
3年生は、いじめについて、加害者が過去を悔いる文章を読み、考えをめぐらせていました。授業の締めくくりには、「自分(たち)にできることは?」という問いかけがあり、どのクラスでも多種多様な考えが発表されていました。
そう。いじめをなくすために、とめるために、「できること」は、おそらく無限にあるんですよね。それを「する」かどうかが問われているんです。
3年生の出した答えのひとつに「一人でも、いじめられてる子の味方になれたら」というのがありました。ああ、これは、四中の仲間づくりの原点だなと思って聞いていました。
仲間づくりって、自分が、ひとりひとりの味方になることなんですよね。勉強が苦手な子、集団が苦手な子、我慢が苦手な子、表現が苦手な子・・・、誰にもあるそれぞれの「短所」を、攻撃するのではなく、味方になって、どうすればいいかいっしょに考えていく。
そんな、お互いがお互いの味方でいようって思えるクラスなら、いじめをなくすために「できること」は、「してあたりまえのこと」になっていくんだと思います。
大型連休明けで、ちょっと疲れていたり、逆に気持ちが高ぶっていたり、集中しづらい1時間目だったと思いますが、仲間づくりのための大切な時間になっていたらいいなと思っています。