中央幼稚園・中央小学校 合同研修会
- 公開日
- 2019/12/24
- 更新日
- 2019/12/24
子どもの様子
12月23日、中央小学校の先生方と合同で研修会を実施しました。
岡山大学大学院佐藤曉教授を講師にお招きし、中央幼稚園の保育を公開。
けん玉に挑戦する中で、嬉しい・悔しい・楽しいと、
様々な感情を体験したり、友だちの動きを見ながら
自分なりに体の動かし方を試す姿が見られました。
自分なりの目標をもち、繰り返し挑戦する活動は
非認知的な能力を鍛えていくことに繋がっていきます。
小学校の先生からは、
・子ども達の気持ちを受け止めながら安心感を大切にし、
「やってみたい」と「できた」を繰り返す中で、
目に見えない力をつけていていることがよくわかりました。
・友だちの様子を見て学ぶ姿や仲間づくりの始まりをみることが
できました。
・子どもがつながり、かかわり合うことで成長できる。
そのために、教師は見守りや必要なタイミングでの
声かけが大切だと感じました。
・子ども達が、友だちを応援する姿が素敵でした。
嬉しい時には喜び、上手くいかなかった時には悲しむ表現も
とても良かったとおもいます。
・一人一人の頑張りを認め、次はどこを目指しているのかを
しっかりと見ることが大切だと思いました。
・子どもの1つ1つの動作の裏に、いろいろな気持ちがある
ことを感じました。
・声のトーンや大きさ、切り替えを促したりするなど、
子どもが集中して取り組めるような工夫がたくさん見られた。
特に受容的なかかわりを、自らの指導に活かそうと思った。
など、その他にも学んだことや感想を、たくさんいただきました。
さらに、講師の佐藤先生のお話から、
『良い保育とは、目の前の子ども達にとって良い保育』という言葉を聞いて、
小学校の授業でも同じだと感じました。「目の前の子ども達を見る」という
ことの大切さがよくわかりました。
という感想もいただきました。
『子どもの心の動きを読み取り』受け止めたり共感したり応援したり・・・、
このような教師のかかわりが子どもの意欲や集中力・粘り強さ、
あきらめない気持ちなどを育んでいくということを、
小学校の先生方と共に学べた研修会となりました。
3学期も子ども同士の交流はもちろんのこと、
教師間の交流も進めていきながら、
中央小学校区全ての子ども達の充実した園・学校生活に向けた
連携を大切にしていきたいと思います。