7月22日(水)
- 公開日
- 2020/07/22
- 更新日
- 2020/07/22
幼稚園の生活から
朝からセミの鳴き声で子どもたちは大騒ぎ!
着替えが終わるなり・・・
「せんせ〜い!セミはどこ〜?」
「あんな高いとこでないてる〜」
あみを長く使えるように持ち替えたり、あみの向きをどうすればセミが入ってくれるかを子どもたち同士で考えています。セミ捕り会議の始まりです。
「あみを上に向けたらいいんちがう?」
「でも、それやったら出ていくやん」
なかなかセミ捕りも、話し合いもうまくまとまりません。
「でも、バーッてあみを動かして、パって下におろしたらいけたで」
「前に、先生がパーってやってたもん」
「すごいな、やってみるわ」
・・・セミ捕りの練習がはじまります。
ササッ!とあみを動かし・・・パッと地面におろす・・・エアセミ捕りに夢中です。何度も何度も練習を繰り返し、その日のセミ捕りは終了しました。
同じ目標(セミを捕りたい!)に向かっている友だち同士だからこそ、どうしたら捕れるようになるのかを考え、今までに見たり聞いたりしたことを組み合わせて友だちに伝えようとしている姿に成長を感じます。そんなやり取りが繰り広げられ、目標は達成できなかったにしても、今日は捕り方を覚えたぞ!次こそは・・・と、意気込んで終わったのだろうなと思います。
その気持ちが次の登園に向かう原動力となり、その成果としてセミが捕れた暁には、きっと大きな喜びがまっているのだろうな・・・と思っています。その日を楽しみにし、これからのセミ捕り会議も気にかけながら、次回、セミが捕れた報告ができればいいな〜と思っていますので、お楽しみに。
そして、今日は保護者の皆さまが、子どもたちのために「当番バッジ」を作ってくださいました。子どもたちが喜びそうなマスコットを3クラス分作ってくれ、きっとそれを身につけた子どもたちは、はりきって当番活動に力が入ることと思います。ご協力いただきありがとうございました。