学校日記

地震津波合同避難訓練 1月17日(金)

公開日
2020/01/17
更新日
2020/01/17

幼稚園の生活★

1995年阪神淡路大震災から今日で25年が経ちました。
亡くなられた多くの方のご冥福をお祈り申し上げます。


今日は、隣接している西小学校と合同で、地震津波避難訓練を行いました。
9時45分地震発生、園庭で遊んでいた子どもたちは地震の放送を聞き
速やかに園庭の真ん中へ集まり、だんご虫ポーズで頭を守りました。
室内に残っている子どもがいないかなども職員が見回り、全園児の安全を
確認しました。静まり返った園庭では小学校からの地震速報の音も
聞こえてきました。

続いて、小学校へ避難をします。
運動場には、全学年が次々と集まり、幼稚園も一緒に合流。
津波警報発令の為、次は3階へ避難しました。
6年生が幼稚園の子どもたちの手を引いてくれ、一緒に階段を上がることで
とても安心し、慌てることなく行動できていました。

そのまま3年4組へ入り、次の揺れに備えだんご虫ポーズで待機しました。
6年生は教科書で自分の頭と幼稚園の子どもの頭にもかぶせてくれ
また体をひっつけて守ってくれました。

幼稚園の子どもも守るんだよ」と先生方の声賭けもあり、子どもたちは
6年生の真剣な姿や「大丈夫だよ」という温かい言葉に不安が和らいでいました。

緊迫した真剣な避難訓練でしたが、子どもたちはしっかり見てしっかり聞いて
行動できていたのを見て、これまでの積み重ねを感じました。
そして、子ども自身が自分なりに考えて回りを見ていたことに、少しずつ
自分の身を守るという大切な力がついてきていることも感じました。

年2回ですが、小学校との合同避難訓練を経験することで、訓練の大切さや
真剣に取り組む姿勢、どんなふうにしているのかを知る機会になっています。

園に帰ってきてからは、「津波が来たときは」という短いアニメビデオも
全園児で視聴しました。
その場面でも、子どもたちの目は真剣そのものでした。

今日は、ご家庭でもいざというときのためにお話をしてください。
また、地震を経験した方は、子どもたちにその時の様子を
話していただければと思います。