小さなステップを大切に
- 公開日
- 2014/01/20
- 更新日
- 2014/01/20
おしらせ
底冷えのする朝が続きます。子ども達は元気に登下校しています。
今週からまた20分休憩に「耐寒駆け足」が始まりました。
今年のお正月は好天に恵まれ。帰省や初詣などお正月行事をするには過ごしやすかったですね。年末年始フル稼働で仕事をされていた保護者の方もいらっしゃることと思います。
さて、新年の「午」にちなんだニュースの中で馬術部の高校生を取材していました。颯爽と駆けぬける乗馬に憧れ入部してまずすることは“馬の世話”。汗を拭き(拭かないと風邪を引くそうです)、ブラシをかけ、時には体を洗い、寒い時は服を着せる。ふんを片付け新しいわらをしき、餌をやる。鞍(くら)の修理をする等々、いつも馬に声をかけながら・・・。こうした世話を通して馬との信頼関係ができて初めて、その馬に乗ることができるのだそうです。
生き物だから当たり前とはいえ、今日の教育に通じる『手を抜いてはならない小さなステップ』を教えているように思えました。スピード・かっこ良さ・見栄え・成果・効率と非効率が先に声高く取り沙汰される今日ですが、そんな今だからこそ、『手を抜いてはならない小さなステップ』を教師が示し、一つひとつ心を込めて教える。それが子どもの心に届き、苦労するしんどさと共に楽しさがわかった時、子どもはうんと成長したくなる・・・今年度もそんな教育活動を教職員一同心一つにしてつくっていきたいと考えます。引きつづきご支援・ご協力をお願い申し上げます。
2014年が皆様にとって、そして子ども達にとってよい1年となりますよう、祈念しております。
<※二色小だより 1月号より抜粋>
校 長