学校日記

【みんな真剣です 地震避難訓練 1.17!!】

公開日
2019/01/17
更新日
2019/01/17

日常の様子

 今日は、授業中に大きな地震が起こったと想定した避難訓練を行いました。
みんなの様子を見せてもらいましたが、まず机にもぐるなどで身を守ること、次に避難すること、集合すること、人数確認をすることなどが素早く行動ができ、全体としてはとてもよかったと思います。
大きな自然災害は、いつ起こるかわかりません。今でも校長先生は、24年前の1月17日のことが忘れられません。平成7年に起きた「阪神・淡路大震災」のことです。
その日は、とても寒い朝でした。午前5時半過ぎのこと。家が横だけでなく縦にもぐらぐらと大きくゆれて、本箱が倒れてこないかと心配して、家族みんなで部屋の真ん中で、ふとんをかぶったまま揺れが収まるのをじっと待っていたことをはっきりと覚えています。幸い家族や家に大きな被害はありませんでしたが、後で、大阪の北の方や神戸が大変な状況であることを知り恐ろしくなりました。
皆さんは約8年前の3月11日の東日本大震災で、突然ものすごい揺れが始まり、建物が崩れ落ち、津波が襲いかかる様子を新聞やテレビで見たことの方を覚えていますね。
そのような恐ろしい状況を目の当たりにすれば、皆さん今日のように落ち着いて行動はできるでしょうか。いや、なかなかできるものではありません。
ですから、日頃からそのような最悪の状況を心にとめ、しっかりと訓練をして、正しい判断ができるよう心の準備をしておくことが必要です。そのためにも、こうしてみんなで力を合わせて避難する訓練が重要なのです。本気で取り組むことが大切なのです。
そしてもう1つ、自分の命は先生や友達が守ってくれるのではなく、自分自身で守るのだということを心にとめ、行動することも大切です。
次の訓練の時はもっと上手にできるようになることを望んでいます。