学校日記

【平和学習】 を行いました。(その2)

公開日
2018/08/06
更新日
2018/08/06

校長室から

 みなさんおはようございます。夏休みも今日で17日目になりました。元気に夏休みを過ごしていますか?
 さて今日は、戦争と平和について考える日です。今から73年前の8月6日、広島に原子爆弾が落とされました。
 たった一発の原子爆弾がおこした熱い風と火が、一瞬にして多くの命を奪いました。また、命が助かった人たちも、放射能という目に見えないものを浴びて、病気になり、亡くなった人もいました。 
 そして、3日後の8月9日には、長崎に原子爆弾が落とされ、広島と同じように、多くの人の命がなくなりました。
 原子爆弾のことを核兵器といいます。この2発が、実際に戦争で使われた核兵器です。
 日本は、広島や長崎での苦しみを繰り返してはいけないと、いろいろな国に向けて、核兵器をなくそうという訴えをしています。 
 戦争をすると、たくさんの命がなくなります。それは、どの国も同じです。世界中の人たちは、今までの歴史の中で、戦争は多くの命を奪うことをよく知っています。でも今も、戦争をしている国があります。
 日本も、73年前に戦争が終わるまで、いろいろな国と戦争をしました。今の日本は平和な生活を送っていますが、戦争の恐ろしさを忘れてはいけません。 
 私たち大人は、子どもである皆さんに平和の大切さを伝えていかなくてはいけません。そして、皆さんも大人になった時、自分の子どもたちに平和の大切さを伝えていかなくてはいけません。
 そのためには、子どもの頃から、毎日の生活の中で、もめ事を解決する力をつけなくてはいけません。喧嘩をしそうになった時、「相手の話をしっかり聞く。」そして「自分の考えをきちんと伝える。」このことが、お互いにできればわかり合えることもあります。
 人間一人ひとりの、体も心も傷つけることのないようにしたいものです。この後、体育館では、広島に住んでいる小学生の代表の子が平和への願いを発表します。それをみんなでテレビで見ます。その後、教室へ帰り、担任の先生と一緒に、戦争と平和について、しっかりと考えましょう。