東日本大震災から5年目の日です
- 公開日
- 2016/03/11
- 更新日
- 2016/03/11
校長室から
3月11日は東日本大震災から5年目の日です。
2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒
宮城県130キロメートル太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生 地震の規模はマグニチュード (Mw) 9.0で、日本周辺における観測史上最大の地震
被害
この地震により、最大遡上高40.1メートルにも上る巨大な津波
震災による死者・行方不明者は18,524人、
建築物の全壊・半壊は合わせて39万9284戸
この大震災では自然の怖さを本当に感じました。新聞やテレビをぜひ見てください。
さて、この大震災によりすごく使われるようになった言葉があります。
“絆”という言葉です。すごくいい言葉ですね。
絆は断つことのできない人と人との結びつきを言うそうですが、この大震災では人と人との絆を深める感動的なお話がいっぱい聞きました。
それは「人間の優しさ」「人間の相手を思う気持ち」です。相手を思う気持ち,苦しいときだからこそ優しさが大切になるのです。大震災の時、「略奪が起こらない」「みんな整然と並んで順番を待っている」「自分の分を,自分より苦しい人に分ける」そんなことが世界で大きく話題になりました。このことは私たち日本で育ったものには当たり前のことなのです。これが日本の素敵な文化、伝統なのです。本当に素敵なことなのです。
来週は卒業式です。6年生はこの葛城小学校で6年間学び,葛城小学校のよき伝統、文化がいっぱい身についたと思います。堂々と卒業証書を受け取り卒業してほしいと思います。