4年1組 テーマは「誠実な心」
- 公開日
- 2013/06/11
- 更新日
- 2013/06/11
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「雨のバス停で」という資料で進められました。ところでこのクラス、廊下から眺めると、いつみても黒板がめちゃくちゃきれいなんです。しかも机が横まっすぐに並べられています。今日、教室に行って、初めてそのわけがわかりました。毎休み時間に、日直がすみずみまで黒板をきれいに消しているのです。それから授業の始まりに机を基準に合わせてまっすぐ並べる作業も行っていました。だから教室に入っても整然としていて、落ち着いて学習に取り組める気分になるのですね。さて物語に登場する主人公よし子はバスが近づいてきたので、民家の軒先に雨宿りしていた人々を尻目に、我先に並んでバスに乗り込もうとしたことを母にとがめられるという話ですが、児童から様々な意見が寄せられました。中には、「バスに乗った後、黙ったままの母の横顔を見て、よし子は何を思ったのか?」という質問に。「きっと母は、これから行くおばさんの家でのことを考えていた。つまりおばさんとの間になにがしかのトラブルを抱えていて、そのことについて思い悩んでいるのではないか」、という予想に反した意見も出ました。子供は大人の顔色を見ながら、様々に思いをはせているのだなあとつくづく思いました。授業は「人と人が気持ちよく過ごすための、形にならない自然なモラルを大切にしよう」と話が進みました。