令和6年度 卒業式 式辞
- 公開日
- 2025/03/21
- 更新日
- 2025/03/21
校長から
日、一日と春を感じる季節になりました。西小学校の卒業式が挙行されるにあたり、一言お祝いを申し上げます。
今日のよき日に晴れて西小学校を巣立ち行く123名の卒業生みなさん、ご卒業おめでとうございます。本日は。みなさんの門出をお祝いするために、松本PTA会長、鈴木教育長、たくさんの地域の方々がお越しいただいています。高いところからですが、一言お礼を申し上げます。本日はありがとうございます。
さて、卒業生のみなさん、今年1年間、最上級生として、また西小学校の代表として本当によく頑張ってくれました。みなさんのおかげで、今年の学校教育目標「笑顔と感謝に溢れた学校」が達成できたように思います。次年度はこのよき伝統を5年生が引き継いでくれ、さらに素敵な西小学校を構築してくれると校長先生は信じています。
6年生は、4月から中学生ですね。中学校の3年間も楽しいですよ。勉強にクラブ活動に、仲間づくりに頑張ってほしいと思います。そして、中学校生活を大いに楽しんでください。
そこで、卒業に際してみなさんに校長先生から「はなむけの言葉」として2つの言葉を送りたいと思います。
1つ目は、とても有名な言葉です。
Boys, be ambitious like this old man. Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for
that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the
attainment of all that a man ought to be.
これは、明治時代北海道札幌農学校で教鞭をとられていたクラーク先生の有名な言葉です。このクラーク先生の志を受けつごうと、本校でも1963年に「少年よ、大志を抱け」の碑を建立しました。それから、61年間本校ではこの志を教育の基本として教育活動を進めてきました。この言葉の意味は、
少年よ、大志を抱け、この私のように。大きな志は、「お金」のためではなく、「私欲」のためでもなく、「名声という空虚な志」のためでもなく、『人は如何にあるべきか』その道を全うするために、大きな志を持ち生きてください。
みなさんの人生はこれから大いに広がります。その広がる人生の中、自分は「どう生きるのか」「いかに生きるのか」を真剣に考え、みなさんが大きな夢、高い志をもち生きていくことを校長先生は心から願っています。頑張ってください。
二つ目は「日々前進」。これからの人生、いろいろなことがあります。そんなとき、
嬉しいことがあったとき、『自戒の心』をもって「日々前進」
悲しいことがあったとき、『感謝の心』をもって「日々前進」
でも、人生ではとても耐えられない悲しいことが起こることがあります。そんな時心が折れそうで立ち止まってしまいそうになります。でもその時こそぐっと我慢し、周りの助けを仰ぎ、また前を見て一歩一歩前進してください。そうすれば少しずつ道は開けてきます。開けた道の向こうには希望の光が見えてくるはずです。だからこそ、一歩一歩「日々前進」してください。
最後になりましたが、卒業生の保護者のみなさまに、ひと言ごお礼を申し上げます。本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。この6年間、本校の教育活動に対し、ご支援・ご協力をくださり、誠にありがとうございました。そして、これからも西小学校のことをよろしくお願いいたします。
さあ、卒業生のみなさん、旅立ちの時が来ました。これからのみなさんの人生を一歩一歩しっかり歩んで行ってください。みなさんの人生に幸せが大いに満ち溢れることを祈願し、「はなむけの言葉」といたします。