6年生 今日は木津和さんのお話を聞きました。
- 公開日
- 2012/01/20
- 更新日
- 2012/01/20
写真で紹介
1月19日(木)5時間目に体育館で木津和さんからお話を聞きました。
先日、金さんの聞きとりのことを掲載しました。
今日は、車いすで生活されていて、昨年の3月には自ら介護事業所「(株)アンドユー ケアステーションDear」を立ち上げられ、昨年の9月には3年生の総合学習「みんなにやさしくなるために」でお話を聞かせていただいた方です。
今回も日本国憲法の「基本的人権の尊重」の学習の一環です。
○日本では障がい者の自立をめざして、さまざまなとりくみや法律などがある。
○自立に向けて学校や会社、家ではヘルパーさんがつくことができる。しかし、家から学校や会社に通うときには、法律上ヘルパーさんがつくことはできない。ちょっと矛盾していると思う。
○自ら事業所を立ち上げたきっかけは、自分にできることとして、自分自身が介護制度を利用していて感じた不自由さを補うことができる事業所を立ち上げようと思った。
○この6年生の中から、福祉に関係する仕事についてくれう人がいるとうれしい。
ということを、おっしゃっていました。
お話の中には、木津和さん自身が障がい者として、「1メーター分のタクシーのチケットが、市から年間35枚支給される。」などもありました。
「いいなぁ。」と思った子がいるかもしれません。でも、タクシーを使わなければ外出できない場面があることや、年間35枚がどれだけ少ない枚数なのかなどを、いろんな立場から深く考えてくれればと思います。
今日のお話をこれからの「生き方」つなげてほしいです。