今日もキラキラ
- 公開日
- 2011/12/02
- 更新日
- 2011/12/02
写真で紹介
ともだちのいいところ
子どもたちは学校生活で教科学習以外に友だちとのふれあいやぶつかり合いを通じて人としての優しさや力強さを学んでいる。
以下は、2年生の子どもの綴り文である。(子どもの名前は仮名)
「ドッジボールがとくいな いさおさん」
あきな
いさおさんのとくいなことはドッジボールです。その中でうける、なげる、よけるのどれがいちばんとくいですかときいたら、
「うけるです。」と教えてくれました。どんなボールでもうけれるそうです。
わたしはうけるのがにがてなので、こんどみんなあそびでした時には、いさおさんのうけ方を見て、べんきょうしたいです。
いさおさんのいいところはほかにもあります。竹ざしをわすれてしまった時にかしてくれたからです。こんど、いさおさんにうけ方のこつを教えてもらいたいです。
あきなさんはいさおさんのいいところを見つけて自分もそうなりたいと思っている。学びは「まねび」から。子どもは子どもの中で育つ。
次も素敵な文である。
「九九がとくいな 大山さん」
たかし
大山さんのとくいなことは九九です。
いちばんとくいなだんをきいたら、「2のだんです。」と教えてくれました。
ぜんぶのだんを言えるそうです。なつやすみがおわって10月のはじめぐらいに言えるようになったそうです。
大山さんのいいところはほかにもあります。大山さんは親切です。どうしてかというと、国語のきょうかしょをわすれた時に見せてくれたからです。
こんど、大山さんに九九を教えてもらいたいです。
子どもの世界では、運動能力と学習能力が一つの「あこがれ」である。夏休みが終わって2学期はじめに九九を覚えた大山さんにたかしさんは頼もしさを感じている。と同時に大山さんの優しさにも共感し好感を持っている。学級の一人ひとりがつながっている。