5年生 太鼓作りの準備をしました(2月13日)
- 公開日
- 2015/02/13
- 更新日
- 2015/02/13
5年生の部屋
5年生が今日の3・4時間めに、明日行われる太鼓作りの準備を行いました。先日、「命のお話」をしてくださった北出さんが今日も来てくださり、子どもたちに準備の仕方について教えてくださいました。今日行った活動は、太鼓に張る牛の皮に紐を通す穴を空けることと、太鼓のバチの先端を紙やすりで丸くすることの二つです。
牛の皮には本来たくさんの毛が生えていますが、北出さんが「ぬかなめし」という方法でその毛をきれいに取ってくれています。そして太鼓のサイズに切り分けてくれた2枚の皮に、子どもたちがポンチという道具と金づちを使って穴を空けていきました。牛の皮は乾かすととても堅く頑丈になり、水に浸すと柔らかくなるため、昔から太鼓をはじめいろいろな道具に利用されてきました。昨日から水に浸していたということもあり、皮はとても柔らかくなっていたものの、穴を空けるとそう簡単にはいかず、子どもたちは何度も金づちで叩き、時には指を叩いてしまうこともありながら穴を空けきりました。
明日は太鼓作りの本番です。今日準備をした皮を、実際に胴となる筒に紐を使って縛り付けます。とても力の要る作業なので、お家の方や地域のボランティアスタッフ、教職員と一緒に作り上げていきます。牛の命を分けていただいた皮は二つとして同じものはなく、また自分で作るオリジナルの太鼓は世界でたった一つのものです。ぜひ明日は素敵な太鼓を作ってもらいたいと思います。