修学旅行 川野さんからの聞きとり
- 公開日
- 2014/10/17
- 更新日
- 2014/10/17
6年生の部屋
資料館の見学を終え、お世話になる「広島の宿 相生」に戻り、最後の聞きとり学習を行いました。お話を聞かせていただいたのは川野登美子さんです。川野さんは、慰霊祭を行った場所にあった「原爆の子の像」を建てるために運動を行った方々の中のお一人です。
原爆の子の像は、原爆投下の10年後、原爆の後遺症で亡くなった佐々木禎子さんをモデルに建てられた碑です。その碑は、禎子さんの同級生が中心となって集めた募金で建てられたました。今回お話を聞かせてくださった川野さんは、その募金を呼びかけた同級生の中のお一人です。今回、禎子さんと過ごした小学生時代のお話や、募金を集めたときのこと、子どもたちへのメッセージなどをお話してくださいました。引き込まれるよう話し方で、子どもたちも真剣に聞き入っていました。
川野さんの思いを、ぜひ今後の学習に生かしてほしいと思います。それが川野さんへの恩返しになるのではないでしょうか。