学校日記

慰霊祭 〜その3〜

公開日
2013/10/19
更新日
2013/10/19

6年生の部屋

 黙祷の後、4人の子どもたちが「誓いの言葉」を言いました。
 以下がその内容です。

 1945年8月6日午前8時15分、ヒロシマに世界で初めて原子爆弾が落とされました。街はほとんど破壊され、多くの人々の命が一瞬にして奪われました。かろうじて生き残った人も、心と体に大きな痛みを受け、今でも多くの人たちが苦しんでいます。

 私たちが立っている地面の下にもたくさんの人が眠っています。私たちが平和のためにできることとして、まずは68年前、このヒロシマで何が起こったのかしっかり学び、感じ、考えなければならないと思います。

 普段、私たちの学校でも、人の傷つくことを言ったり、暴力で人を傷つけてしまったりする時があります。それは小さい戦争です。みんなのことを認め合って、助け合い、決して暴力をふるわないこと。私はこれが平和への第一歩だと思います。

 世界には、今、この時も戦争をしている国や地域があります。戦争は罪のない人の命を奪い、夢、そして未来を奪ってしまいます。原爆の恐ろしさを一番知っている国、日本で育ち、今日、ヒロシマでそのことを学んでいる私たちが、核兵器のない平和な世界をつくりあげます。

 まずは身近な平和をつくり続け、東小学校の後輩たちへ平和のバトンをつないでいくことを誓います。