学校日記

3年生 生長さんからのききとり

公開日
2012/10/29
更新日
2012/10/29

学年の部屋

 2時間めに5年生が生長さんからお話を聞きました。大休憩を挟んだ後の3時間めには、3年生が総合的な学習の時間の「障がいってなぁに?」の学習で生長さんからお話を聞きました。
 奈緒美さんのロンドンパラリンピックの映像を見せてもらった後、善次郎さんから盲導犬についてお話していただきました。盲導犬は全国でも約1050頭しかいないこと(何万頭、何十万頭もいると思っていた子どもたちは大変驚いていました)、どの犬も盲導犬になれるわけではなく、訓練を受けた犬の半数以下しか盲導犬になれないこと、盲導犬はハーネスという体につけている白い胴輪をつけているときは生長さんの歩行を助けてくれること、白い杖を持って歩くときと盲導犬と歩くときのちがい、盲導犬との一日の生活など、たくさんのことを教えてもらいました。子どもたちは教えてもらったことをメモしていましたが、多くの子どもが用紙いっぱいにメモを書き込んでいました。その後、生長さんと盲導犬にジグザグに並べたハードルの間を歩いていただき、盲導犬が障がい物や角を教えてくれる様子を実際に見せてもらいました。
 盲導犬は色を人間のように区別できていないので、信号機の色がわからないそうです。大きな道路では車や人の行き来の状況などで判断できるのですが、時には赤信号でも盲導犬が道路を渡れると判断したときは進んでしまうことがあるそうです。そのような事故につながる危険なときや生長さんたちが困っているときにはぜひ声をかけて知りたいことを教えてほしいと子どもたちに伝えてくれました。この話のように、子どもたちは生長さんからたくさんのことを教えてもらいました。ききとり学習が終わってからもたくさんの子どもたちが「生長さんとお話がしたい。」「アウディ、アイレットをもっとじっくり見たい。」と生長さんのそばに来ました。中には、生長さんのサインがほしいという子もいました。