学校日記

交流会の様子です

公開日
2012/10/23
更新日
2012/10/23

学年の部屋

 夕食終了後、12〜13人ずつのグループに分かれて交流会をしました。
①今日のフィールドワークやききとり、資料館での見学などで心に残っていることは?
②自分の周りは平和ですか?
③これからどうすごす?卒業までどうすごす?そしてその後は?
の3つについて、子どもたちは自分の思いを語り合いました。
 あるグループでは、③について、初めは「いじめをなくしたい」「みんなと平等に接する」などの意見が出ました。
 その後、「暴力をふるう人には抗議をしたい」「平和学習で学んでいることをこれからの学習につなげることが自分たちの周りの平和につながる」「ちょっかいを出されても、自分の気持ちをしっかり伝えてやめてもらわないと解決につながらない」などの意見が出ました。子どもたちの意見がだんだん具体的なものになっていきました。子どもたちは友だちの意見を聞くうちにさらに考えが深まっていることが伝わってきました。真ん中の写真は、「自分の意見をまとめることができて発表したい人はいますか?」という司会者の質問に対して手を挙げているところです。
 交流会の最後には、「クラス全員と友だちになるために全員としゃべらないといけない」「平和なクラスにするためにケンカをなくし、友だちになって、友だちとのきずなを深めなければならない」「自分から進んで手を挙げて発表し、残り少ない行事を精いっぱい頑張りたい」「言いたいことはしっかり言って、嫌なことは嫌とはっきり言う」「相手が嫌になる発言をしない」など、これからクラスでがんばっていきたいことを一人ひとり順番に、具体的に伝え合っていました。交流会終了後、子どもたちはみんなで拍手をしていました。子どもたちにとって充実感のある交流会になったようです。
 平和公園での学習が戦争の恐ろしさを実感したり平和の大切さを再認識することだけにとどまらず、これから自分たちはどのように行動することで身のまわりの平和を築きあげることができるのかについて考えることにつながりました。