学校日記

広島平和記念資料館での様子です

公開日
2012/10/23
更新日
2012/10/23

学年の部屋

 慰霊祭の後、広島平和記念資料館に入りました。伸ちゃんの三輪車や禎子さんの千羽鶴など、これまでに学習したものの実物があり、それらを子どもたちはじっくりと見ていました。この資料館は、原爆投下前のヒロシマと復興するヒロシマ、8月6日の様子を遺品や資料とともに紹介しています。広い館内のいたるところでメモをとる子どもたちの姿が見られました。その中でも多くの子どもたちが長時間立ち止まっていたのは、8月6日に何が起こったのかを伝えているところです。原爆投下前と投下後のヒロシマの町のジオラマが資料館に入ってすぐにあるのですが、たくさんの児童がヒロシマの町の変わり果てた様子に大変驚いていました。一番上の写真がそのジオラマを見てしおりにメモをしている子どもたちの様子です。
 また、真ん中の写真のように、様々な遺品やパネルの前でも子どもたちはしっかりと学習していました。
 一番下の写真は、禎子さんの千羽鶴を見ている児童の様子です。ほとんどの児童は禎子さんが折っていた千羽鶴の小ささにびっくりしていました。
「禎子さんはしんどい中で、こんなに小さい鶴を折り続けていたんだ・・・。」
 たくさんの子がこの展示コーナーでつぶやいていました。