キョウクン 繋げる
- 公開日
- 2025/01/14
- 更新日
- 2025/01/14
行事
30年前の1995年1月17日 午前5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡、深さ16kmを震源として、マグニチュード7.3の兵庫県南部地震が発生しました。
いわゆる『阪神・淡路大震災』と呼ばれる、世界中に衝撃を与えた自然災害です。
私は当時大学4回生で、アルバイトに行くために地下の駅におり、喫茶店の前に設置されている自動販売機で暖かい飲み物を買おうと100円玉を入れようとしたところ、突然前後左右に大きく揺れ出し、喫茶店のガラス壁が大きな音とともに目の前で破砕した光景をはっきり覚えています。
そしてその時は、あんなに大きな災害になるとは思ってもなかったので、なんとかして自宅に帰ったのですが…
幸い自身の家族の命に別状はありませんでしたが、外壁のヒビ、家具類が倒壊し割れた食器やなんやらでぐちゃぐちゃになっている家の中、報道で知らされる神戸(兵庫県)の様子、また、友人の家族の命が奪われた連絡を目に耳にした時は何とも声に出すことはできませんでした。
その大災害を機に、世界中において《日頃からの備え》に目が向けられ、防災訓練や防災体験にも力が入れられるようになりました。
日本国内においてその後も、2011年3月11日、大きな津波が原子力発電所を襲うとともに多くの命と生活を押し流した『東北地方太平洋沖地震』や、2016年4月14日の『熊本地震』、また、記憶に新しく昨年2024年1月1日の『能登半島地震』など、日頃の備えを大きく上回るような自然災害に見舞われています。
昨日も宮崎県で震度5弱の地震が観測され、近々年起こるだろうと言われている大規模な地震『南海トラフ地震』との関連性に関する検討会設置の情報が多くのメディアから報道され、不安な気持ちになりました。
備えはしてしすぎることはない❗️備こそ多くの命を救うことができる方策であると、本日6時間目、四中において『地震対応避難訓練』を実施致しました。
生徒・教師トモニ、真剣に取り組みました。
この訓練がムダに終わることを願うばかりですが、やはり【備えあれば憂いなし】、各ご家庭、地域におかれましても今一度災害対策を実施致しましょう。
そして、トモニ力を合わせて多く命を守っていきましょう。