PTA会報誌『千石』巻頭言「51年目のPTA活動」
- 公開日
- 2026/09/02
- 更新日
- 2026/09/02
校長室より
PTA活動の一環として発行されているこの広報誌『千石』も、51年目を迎えることとなりました。
実は、今年度のPTA組織の改編(役員以外の委員の廃止)に伴い、『千石』は続けるんですか?という議論も起こりました。今までこの発行を担っていたPTA広報委員会がなくなったからです。
手間もかかるしお金もかかるしボランティアを募ってまでする必要がありますか?という話なのですが、あるあるあるあるあるったらある!とゴネたのが私です。笑
まあお金の話はおいといて、そもそもPTA活動というのは、何をするにしても手間がかかるものです。なのに、50年以上もそれらが続けられてきたのはなぜか。
これは「子供たちのために必要だから仕方なく」というわけでは決してないと思うんです。
昨年度、本校50周年記念の式典を行うにあたり、私自身も四中の過去をひもとく機会が数多くありました。
そこで改めて気づかされたのが、保護者や地域の皆様方に「手間を惜しまぬ」ご協力を頂いてきた、本校PTA(PTCA?)活動の歴史です。
餅つき、焼き肉、豚汁炊き、芋掘り、独居老人へのお弁当作り、生け花教室、将棋教室、民謡教室、茶道教室、トイレ掃除、ペンキ塗り…、子供たちと一緒になって、穏やかに笑ってらっしゃる当時の大人たちの姿が、現像された写真の中にはっきりと残っています。決して「仕方なく」ではない、その表情が。
「PTA活動は、自分自身も成長させてもらえるので、ぜひ皆さんにも参加して楽しんでほしい」と仰っていた、元会長さんがいらっしゃいます。嬉しいお言葉です。
「子供たちの健やかな成長のために」。これがPTA活動の原点ではあるのですが、その方の仰るように、大人たちが「自分のため」に、勉強の場として、また遊び場として、学校に集まって楽しむ。それもまた、PTA活動の一つのかたちです。
この町に住む大人たちが、学校内外で文化活動やスポーツを楽しみ、奉仕活動に精を出し、時に昔取った杵柄を披露などしてくだされば、子供たちは健やかにしか成長のしようがありません。笑
それが、遊び場候補としての『千石』を続けていく理由です。
さて、かつてジャーナリストを目指した方、雑誌編集者やイラストレーターに憧れた方、夢の続きはぜひ四中PTA広報誌『千石』で。
ミランダがお待ちしております。笑