卒業した三年生へ
- 公開日
- 2026/03/16
- 更新日
- 2026/03/16
校長室より
48期生のみなさん、
あらためて、
卒業おめでとうございます。
50周年という記念すべき年に、
最上級生として
範を示し続けてくれた君たちは、
最後まで、
目指すべき「かっこいい」姿を
後輩たちに見せてくれましたね。
着座の姿勢も、
証書を受け取る際の所作も、
送別の歌声も、
この日を大切にしようとする
君たちの思いが表れていて、
その堂々とした
凛々しい姿に、
胸が熱くなりました。
3年前は
こんなじゃなかったのにって。笑
君たちは、
先生が四中の校長に任じられた年に
入学してきた子たちなので、
1年生の時のことから
よく覚えています。
3年前、入学式の式辞で、
「何回失敗してもいいからね」って話を
したのはいいけれど、
君たちが、
失敗するような挑戦をしそうにない
控えめな集団だったことや、
宿泊学習の中で、
なぜかキレてたあの子のことや、
やたらスネてたあの子のことや、
頼りなかった姿ばかりを
懐かしく思い出します。
自然の家で、
カエルつかまえてたあの子のことや、
食レポしてくれたあの子のことや、
お茶くみを手伝ってくれたあの子のことや、
そんな幼くかわいらしい姿と共に。
ああ、
こんなところから思い出して書いてたら
いつまでも書き終われない。
省こう。笑
こうして
ふりかえれば一瞬だった中学校生活の中で
君たちが見せてくれてのは、
人間って、
人とのかかわりの中で
大きく変われるっていうことでした。
人前で思いをうまく伝えられなかったあの子が
全校生徒の前で話せるまでになってたり、
本気で打ち込むことを照れくさがっていたあの子が
精一杯ダンスを楽しむ姿を見せるようになってたり、
他人は頑張っていないようにみえてたあの子が
それぞれの子の努力に気づけるようになってたり、
それこそあげればきりがないほど
あちらでもこちらでも、
まるでさなぎが蝶に変わるように
大きく美しい変化を
君たちは遂げていきました。
きっとそこには、
追うべき先輩たちの姿もあったのでしょう。
まねたい同級生の姿もあったかもしれません。
自分もああなれたら、
自分たちもこうなれたら、
描き始めた理想が、
いいかえれば、
求めてるクラスや学年の姿が、
仲間と同じものだと気づいたとき、
君たちは語り始め、
手を結び、
一気に花開いていったような気がしています。
ありがとう。
また今年も四中に、
こんな素敵な先輩が、
こうやって
美しい足跡を刻んでくれました。
その輝かしい光は、
後輩たちに
間違いなく引き継がれていくでしょう。
今日の全校集会。
話を聴く2年生の姿は、
本人たちは気づいてなかったかもしれませんが、
ワンランク上の、大人の姿をしていました。
あなたたちの放った光は
もうすでに、
これからの四中を照らしてくれているんです。
ありがとう。
三年間、色々あっただろうけど、
ここまで
負けないでいてくれて。
ありがとう。
ここまで
諦めないでいてくれて。
ありがとう。
ここまでたどり着いてくれて。
君たちはもう大丈夫です。
この先何があっても、
変われる自分がいます。
成長できる自分がいます。
たどりつける自分がいます。
これから
狭い狭い世界で
あなたを傷つける人があらわれても、
邪魔をする人がいても、
大きく見える壁があっても、
本当は広い広いこの世界に
あなただけの「正解」は
必ず見つかります。
だから、何度つまずいても、
そのたび叫びなさい。
「よーい はじめ」
しあわせな未来は、その先で
確かにあなたを待っていますから。