学校日記

8月6日 平和登校日

公開日
2025/08/06
更新日
2025/08/06

行事

 校長先生からのお話は、佐々木禎子さんのお兄さんと、原爆投下を指示したトルーマン大統領のお孫さんが現代では手を取り合って原子爆弾廃絶の活動をしている、というお話でした。ここに至る過程には千羽鶴の力や、様々な人の働きかけがあったのですが、詳細はお子さまに聞いてみて下さい。

 続いて、本校職員のおばあちゃん(現在85歳)が12歳〜16歳の間、鹿児島で生活されており、当時の苦い思い出を四中生のために語って下さいました。ご自身が生活していたお家が焼夷弾により焼けてしまったこと。地域の防空壕は避難者でいっぱいで、近くの公園の松の木の下で一夜を過ごしたこと。焼け野原は、すでに攻撃された場所なので安全!なので焼け野原で数日間過ごしたこと。本当に貴重なお話をありがとうございました。

 世界で起きている災害は私たちの手の届かない所で起きています。しかし、私たちの手が届く範囲でも、出来ることはたくさんあります。

 今日だけで終わるのではなく、9日、15日と平和について考える習慣が日本にはあります。今年の夏もご家族で過ごせる有り難さを感じて頂ければ幸いです。