最新更新日:2024/05/09
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北小めざす子ども像 〜気持ちのよいあいさつのできる子 たくましく元気な子 行動力のある子〜

8月6日は、「平和登校日」でした。

 8月6日は、例年行われている「平和登校日」でした。
 児童は、8時に「登校」し、初めに「校長先生の話」を聞きました。(下参照)
 その後、「平和式典」に合わせて、「黙祷(もくとう)」をしました。

 そして、「各学年の平和学習」をして、「戦争」についてみんなで考えました。


8月6日 平和登校日 学校長の話

 今から68年前の今日、1945年(昭和20年)八月六日は、広島に原子爆弾が落とされた日です。
 午前8時15分のことでした。

 午前8時15分と言うと、朝ご飯を食べていたり、仕事や学校に出かける時間です。
 広島の人たちは、そんなまさかと思っていた時間に、アメリカのB29という原爆を積んだ飛行機が飛んできて、一発の・・・原子爆弾を落としたのです。

 だれもが、逃げることもできず、防空壕に入って身を守ることなく、一瞬のうちに原子爆弾は爆発しました。
 その結果、たった一発、ひとつの爆弾で約14万人の人の命が、奪われました。それは、貝塚の人口の約二倍にあたります。
 赤ちゃんもおれば、小学生・中学生・・・、お母さん・お父さん・おじいちゃん・おばあちゃんの命が奪われました。

 原爆による地面の温度は、3000度から6000度と言われています。そして、その時に爆発によって起こった風は、台風の1000倍の力だったと言います。想像もできませんね。

 一瞬にして死んでいった人々。やけどでとっても苦しんで死んでいった人々。原爆の放射能による白血病という病気で死んでいった人々。悔しく・残念な気持ちだったことでしょう。
 これが、原爆なのです。

 この原爆をうけたのは、世界で、日本だけなのです。

 原爆は、この三日後の8月9日、長崎にも落とされ、ヒロシマと同じように多くの人々の命が奪われました。

 戦争中、原爆では有りませんが、日本の各地にも空襲といって爆弾が落とされ、多くの命が奪われました。この貝塚にも爆弾が落とされ、何人かの方が亡くなっています。

 戦争は、このように多くの人間の命を奪うものです。だから戦争は絶対にやってはいけないことなのです。戦争は昔のことではなく、今もこの地球上で行われています。

 今日は、平和登校日です。みんなで戦争の悲惨さ・平和の大切さについて、しっかりと考え、一人ひとりが感じた思いをしっかりと伝えていってほしいと思います。

 平和学習のまとめとして、6年生が修学旅行で毎年広島を訪れています。今年は、10月27日、28日に広島平和公園にある原爆の子の像、原爆供養塔の前で慰霊祭を行い、平和への思いを伝えます。また平和資料館の様々な展示物を見学し、戦争の悲惨さ、平和への思いをより深めてきてほしいと思います。

 これで、校長先生のお話を終わります。
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