最新更新日:2024/05/28
本日:count up32
昨日:53
総数:273728
北小めざす子ども像 〜気持ちのよいあいさつのできる子 たくましく元気な子 行動力のある子〜

地震・津波避難訓練での校長先生の話

画像1 画像1
     地震・津波避難訓練学校長の話 2013.1.17

 今日は、地震と津波の避難訓練を北幼稚園の人たちと一緒に行いました。高学年を中心にみんなで助け合って全員無事避難することができました。
 今日は、今から18年前に起こった阪神・淡路大震災、2年前の東日本大震災での地震や津波を想定しての避難訓練を行いました。どちらも日本で起こった地震の中で最大級のものでした。この二つの大地震についてのお話をします。

 平成7年(1995年、今から18年前)の1月17日の午前5時46分に、阪神地域に大きな地震が起こり、火事も発生し、大変な震災となりました。阪神・淡路大震災です。
その被害は神戸市を中心に、6,434人の方々の尊い命が奪われました。
 それにしてもこの大地震は、日本中の誰もが予想しなかった震度7という、そして神戸という大都市の直下を襲った大きな地震でした。
神戸は今までの町並みを失い、多くのビルが崩れたり、焼けたりしました。特に神戸市の長田区は火事で多くの建物が被害を受けました。高速道路も傾いたり、途中で道路が切れてしまったりしました。学校の様子も、校舎は傾いたり亀裂といって裂け目ができたり、運動場にも裂け目が走っていて、教室で授業ができない状況でした。
 人々の生活も、水道・電気・ガスがまったく使えなくなってしまいました。もちろん電話も使えなくなってしまいました。今のように携帯電話がまだ普及していませんでした。人々は、一瞬にして家を失い、家族を失い、生活ができなくなってしまいました。
 学校の体育館が人々の避難所となり、体育館は大勢の人々の生活の場となりました。家族が生きているのかもわからず、探し回っている人々がたくさんいました。
 18年たった今、神戸の町は見事な復興をとげました。そこには人々の復興へのすごい努力がありました。

 もう一つは、一昨年(2年前)の3月11日午後2時46分、東北地方で東日本大震災が起きました。マグニチュ−ド9の地震と、10メ−トル以上の大津波が押し寄せてきて、亡くなられた方が15,879人、行方がわからない人が2700人、つぶれた家が35万軒以上、そして、今なお自分の家にもどれなくて、他府県へ避難している方々が多くおられます。一日も早い復興をお祈りしたいと思います。
 東日本大震災から学んだことは、地震が起きてからすぐに津波が押し寄せてくる事を考えて、早く土地の高い所へ逃げることが大事だということです。そこで北小学校より土地の高さが高い子ども広場へ避難をしました。
 
 いつ、何時地震が起きるかわかりません。そのためには日頃から、地震が起きたらどうしたらいいかを考えておく必要があります。そのための地震や津波の避難訓練を今日行いました。
 お家でも家の人と地震が起きたときの避難場所や非常の持ち出し品、避難途中の危険な場所、家族が離れ離れになった時の集合場所、家の中の危険防止対策、避難する時の出口などについてしっかりと話し合ってください。最後に今日の避難訓練にご協力いただきました北幼稚園・北小学校の保護者の皆様にお礼を申し上げて、地震・津波避難訓練のお話を終わります。
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
学校行事
2/4 集金振替日
2/6 2年研究授業
2/7 4年生読み聞かせ
マザーグース読み聞かせ
2/8 クラブ活動
2/9 レッツゴー北
貝塚市立北小学校
〒597-0003
住所:大阪府貝塚市中町4-1
TEL:072-422-0173
FAX:072-423-3070