子どもに授業の見通しをもたせる工夫
- 公開日
- 2016/05/30
- 更新日
- 2016/05/30
「こんなんどう?」 〜授業のネタ・子どものかかわり方〜
ちょっと前の話ですが、2月に北小学校3年国語「ありの行列」の授業を参観しました。
北小は、アクティブラーニングの研究を進めていて、授業の随所に子どもたちが自分から取り組めるように工夫がありました。
その中でも、すぐまねをできそうだなと思ったのが、下の写真のように「単元すべての流れを子どもたちに示す」というもの。「この単元では、こういうことを学ぶんだよ。」と先に示してやることで、子どもたちは到達点を知った上で授業に臨むことができます。
「先に分かったら、子どもたちの興味関心が薄れるのでは?」という意見もありそうですが、そのデメリットよりも「それならこんなことを調べておこう」「こんなことができるかも」と子どもたちの主体的な行動を期待できることの方が大きいと思います。
また、先にこれを示すために研究しておけば、毎時間「授業のめあて」をその都度考える必要がないので、ちょっと気楽に授業を迎えられるかも?