がんばる子、やさしい子
- 公開日
- 2016/06/24
- 更新日
- 2016/06/24
子どもの様子
6月24日(金)
雨の合間をぬって、5歳児が竹馬にチャレンジ中です。
自分で10歩乗れると、キラキラシールをもらうことができます。
今日は、『あともう少しで10歩』という子どもがいました。
片付けの時間になっても、あともう少し、もう少し、と、竹馬を握ります。
そのうち、片付け終えた子どもが「何してるの?」と集まってきました。
友だちががんばる姿に「片付けてないやん」なんて、誰も言いません。
自然とクラス全員が園庭前に集まり、
友だちが10歩すすむ瞬間を黙って見守ります。
「惜っしい!」「もうちょい!」と小さく声をかける子どももいます。
「乗って応援しよう」と、みんなで竹馬を持ってもう一度園庭に出ました。
「今、ぼく20歩いけたから、ぼくのパワー分けてあげる」と
友だちの背中に手を当てる子ども。
「いっぱいパワーあげるで。なんぼあげても、なくなれへんもん」と言う子ども。
とうとう10歩・・・その瞬間「やった〜!」とみんな自分のことのように喜びました。
「よかったなぁ」「やったなぁ」「うれしい?」「ぼくもがんばろ〜っと」
と全員がニコニコ笑顔、いい表情です。
友だちの喜びをクラスみんなで共有できた、嬉しい瞬間でした。