学校日記

☆自分の命は自分で守ろう☆

公開日
2025/03/11
更新日
2025/03/11

幼稚園の生活★

令和7年3月11日(火)

 本日3月11日で、東日本大震災の発生から14年を迎えました。震災によってお亡くなりになられた方々に改めて追悼の意を表し、ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。また、被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。

 西幼稚園では、毎年この日に地震の避難訓練を行っています。今日は子どもたちに、命の大切さを改めてしっかりと伝えました。

 これまでの地震の避難訓練は事前に子どもたちに「今から地震の避難訓練をします」と伝えて行っていたのですが、今日は何も知らせずに行いました。今までの避難訓練で得た知識を思い出しながら、今日は子どもたちが自分で安全な場所を判断し、自分の身を守るという体験をしてみました。

 「『地震です』という放送が鳴った時、クラスの中で子どもたちはどのような動きをしましたか?」と担任の先生に聞いてみると、どのクラスの子どもたちも(遊んでいたものをすぐに手から離し、机の下にさっと入っていました)(危険なものがない部屋の真ん中にすぐに集まり、ダンゴムシポーズをしていました)など、子どもたちが自分たちで考えて行動していたことを報告してくれました。担任の先生3人から「避難訓練、合格でした☆」という言葉を聞き、どのクラスの子どもたちも“自分で自分の身を守ることができた”という大きな自信につながったようです。

 その後は地震にまつわるクイズもしました。(第一問…外を歩いている時、自動販売機がありました。地震が起こった時、自動販売機の前でダンゴムシポーズをするorしない。どっちでしょう?)と聞くと、子どもたちは「倒れてくるかもしれないから、ダメ」と即、答えていました。(第二問…お店やマンションなどでエレベーターの近くにいる時、地震が起こったら、すぐに乗るor乗らない、どっちでしょう?)と聞くと「乗らない!だって閉じ込められるかもしれないから」と大きな声で答えていました。(第三問…切れた電線を見つけたら触ってもよいor触ってはいけない。どっちでしょう?)と聞くと、「ビリビリくるから触ったらあかん!」という答えが返ってきました。さすが西幼稚園の子どもたちです☆全問大正解♪大切な命を自分で守る方法を、今後もたくさん学んでもらえたらうれしく思います。

 万が一、大きな地震がきて、生活に必要なものがすぐに手に入らない状況になった場合、みんなには考える力があることも子どもたちに伝えました。西幼稚園では日頃から、いろいろな遊びを通して、自分で考え、工夫する力を育んでいます。今日は二つの例として、(トイレだって考えれば、いろいろな材料を使って作ることができる!)(上靴代わりのスリッパだって新聞紙で作ることができる!)ということを見本を見せながら知らせました。

 最後に、避難訓練を1年間よく頑張ってきたことを子どもたちに伝えるとともに、新聞紙で作ったスリッパを一人ひとりにプレゼントしました☆

 またご家庭でも「こんな材料を使ったら、こんな防災グッズが出来たよ」というアイデアがありましたら、ぜひ教えてくださいね☆


 そして今日は給食の後、今年度たくさん交流をしてくれた西小学校の5年生のお兄さんお姉さんに会うために、学校までみんなで出かけました。

 「いっぱい遊んでくれてありがとう」と、はな組の子どもたちが心を込めて挨拶をすると、お返しにと素敵な歌をプレゼントしてくれました。

 5年生みんなの心と声が揃った素晴らしい歌を聴いて、西幼稚園の子どもたち、そして先生たちの心が大きく揺さぶられました。

 「歌を聴かせてもらって嬉しかった♪」「上手やった♪」「かっこよかった♪」などたくさん感想を伝えていた西幼稚園の子どもたちでした♪

 明るく、優しく、頼もしい5年生のお兄さんお姉さん☆4月になったら6年生ですね。

 西小学校に進学するはな組の子どもたちのことをどうぞよろしくお願いします☆